温湯(ぬるゆ)温泉に入る 
鄙びた風情が懐かしい



今回でかけた温湯温泉は山行と連動しない全く最初から入湯だけを目的とした
温泉行であった。温湯温泉は落合温泉、板留温泉、青荷温泉と共に
黒石温泉郷の一つに数えられ400年以上の歴史を持っと言われている。

その温泉街の中でもひときわ、歴史を感じさせる宿の一つ飯塚旅館に宿を取っての
温泉行をしてきた訳である。当日は冷たい雨が降り続き、今にもミゾレから雪へと
変わりそうな天候だった。午後4時過ぎ温湯温泉に着いた。
この温泉街に車を乗り入れたのは今回で4〜5回目だろうか?
いつ来てもここの雰囲気には特別なものを感じる。何処か懐かしい様な・・・・・
内湯を持たない客舎と呼ばれる宿泊施設もここの鄙びた風情を演出しているような
気がする。今宵の宿となる飯塚旅館も大正ロマンを感じさせる建屋だった。
いまどき、この雰囲気の宿って無いなぁ 〜


何とも懐かしい雰囲気

湯煙の外は雪・・・か

案内された部屋も懐かし〜い感じ。一時代、二時代前の日本も、
こんな感じだったのかなぁ 〜 などと思いながら宿の浴場へ。
内湯は宿の外観と違い、脱衣所を含め真新しい造りとなっていた。
檜の風呂は白い湯煙の中にあった。湯船を満たす湯は
弱食塩泉(含芒硝)とのことで舐めてみると確かに少し塩辛く、
また少し癖のある味がした。身体に効きそう〜〜、温まりそう〜〜。
だって、この日は本当に冷え込み、入用中に浴場から外を見ると
先程までの雨が雪に変わって降り続いていた。

翌朝、宿を出て駐車場に停めた愛車に再会する。
愛車ロッキーは淡雪を纏って私を待っていた。


ひと夜寝てわがたち出づる山蔭の温泉の村に雪降りにけり   
     若山牧水
この日のニュースで、八甲田の酸ケ湯では
積雪が50センチほどになったと伝えていた。

     温泉は
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