歩きつかれて 松川温泉へ
癒された名湯



あぁ〜 ♪ いい湯だなぁ♪






ミズ もでたよ
この日は、松川温泉より裏岩手山とも云うべき大深岳〜三ツ石山を巡る
トライアングル・コースを薮漕ぎしながらミニ縦走していたのである。
地熱発電所の前を通り、宿である峡雲荘に戻りついたのは
午後の三時前だった。歩き疲れた山行の汗を流すべく
先ずは、宿の露天風呂に行ってみた。適当な位置に大岩を配した
その風呂からは、少し白濁したお湯が流れ出していた。
硫化水素臭がする、湯に浸かっていると時折心地よい風が頬を撫ぜ
気持ちいい。時々身体の位置を変えて、
岩に寄り掛かったりして湯を楽しむ。

美味しい夕食の後、内湯に入湯した。広々とした浴場、
たっぷりの湯が張られ掛け流しの湯船で手足を大きく伸ばし
癒された時間を過ごした。



ミズ : 蟒蛇草(ウワバミソウ/別名 ミズナ)のこと。

この時期、東北の山沿にある何処の温泉宿に宿泊しても必ずと云っていいほど
食卓に出てくる山菜の一つに ミズ がある。中でも茎を茹でおしたしにしたものが多い。
しやきしゃきした歯応えで、あくもくせもなく日本酒に良く合うと思う。
露天風呂から戻りくつろいでいる部屋に運ばれた膳に
ミズがのっていた。調理の方法はシンプルなもので良い。

以前、秋田で食べた山椒風味の炒めものを思いだした。

     温泉は
いいなへ