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鳴沙山とラクダ

シルクロードの旅の詩
a Song of the trip to the Silkroad
2011.10.12-18

第二部
4日目敦煌 後にして 専用車にて ()峪関(よくかん)
中国綿花 特産で 収穫時期か 運んでる
風力発電 林立し 畑に玉葱 山と積む
甘粛(かんしゅく)料理 昼食は 野菜の煮物 豚に鳥
街に信号 少ないが 黄色が無くて 秒表示
工業の街 嘉峪関 海抜1000を 越えている
嘉峪関城楼(じょうろう) 雄大で
供武5年(1372)の 建設と
懸壁(けんぺき)(万里)長城 山に延び
モンゴルの攻め 備えしか
貸衣装や 車臥(しゃが)もあり
太鼓やドラも 準備され
赤い外套 身にまとう
中国ガイド 気にかかる
「敦煌」映画 ロケ現場
撮影中で 近づけず
くずもの拾いの お婆ちゃん
西日が顔を 照らしてる
長城賓館 天井は
いかにも中国 造りなり
人の行かない 文殊山
チベット寺院 訪ねたり
万仏堂に 月残り
僧呂の姿 見かけない
祁連(きれん)山脈 積雪は
溶けることなき 根雪とか
土手で写真を 撮ってたら
若い軍人 現れて
ここは撮影 禁止なり
画像を消せと 命ぜられ
カメラ没収 されないか
足ががたがた 震えてた
羊の群れが 道ふさぎ 車に慣れて 除けもせず
高速鉄道 建設で 橋脚並び 延びている
通りすがりの レストラン 日本人客 初めてか
バイトで来てた 女子大生 只今英語 勉強中
慣れぬ英語で かなちゃんに 話し通じて 大はしゃぎ
心すっかり 打ち解けて 店の子どもも 寄って来た
窓の外では 青りんご
チベット人が 売っている
別れ惜しんで 手を振られ
目指す空港 嘉峪関
懸壁長城(ちょうじょう)に 心を馳せて 仰ぎ見る」
綿花のトラック
風力発電
甘粛料理
長城

懸壁(万里)長城
騎馬兵士の図
城楼
赤い服のガイド
 嘉峪関
 嘉峪関
長城賓館
ロケ現場
チベット寺院
祁連山脈
道路の羊
かなちゃんと大学生
青りんご売り
近代ビル
万里長城

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