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陽関跡

シルクロードの旅の詩
a Song of the trip to the Silkroad
2011.10.12-18

第三部  (完)
西安の街 暮れなずみ
可愛いガイド 出迎えて
大唐不夜城 池のはた
スリに用心 せよという
6日晴天 続くなり 秦の始皇帝 兵馬俑(へ いばよう)
生前時から 造らせて 死後の守りを 固めしか
膨大なるか その数も 二つと同じ もの無きと
発掘いまだ 途中にて あと数百年 かかるとか
87年 ユネスコの 世界遺産と 認めらる
各国元首も 訪れて
欧州の人 多く見る
シルクロードの 西の端
地中海からも はるばると
書籍売ってた 副館長
同い年だと 握手する
ざくろやトマト 農民が
露天並べて 売っている
華青池なる 庭園に 楊貴妃の像 立っていて
写真撮ったり 触ったり 浴槽までも 人だかり
髪を乾かし 琴弾いた 高台かずら 生い茂る
国営西安 絨毯の 絹織り工場 見学す
興慶宮の 中庭に 阿倍仲麻呂 記念碑が
嵐に帰国 阻まれて 長安の地に 露と消ゆ
碑には李白が 詩を寄せて 彼の遺徳を 讃えたり
陝西(いんせい)省地質 鉱産の 研究所を 訪れる
宝石鑑定 研究員 日本語達者 親日家
イスラム街や 鐘楼に 回族屋台 散策す
羊の(ひづめ) 積み上げて ぶつ切り牛肉 美味そうだ
西安の街 暮れかけて
ポリさん1人 手信号
文化名楼 灯りつき
黄金色に 浮き上がる
夕食西安 大劇場
ディナーショーを 楽しめり
席を埋めたる 方々は
欧州人で 賑やかだ
帰国の朝は 皇帝の 城壁西門 登りたり
1.5キロを 電動車 階下の広場 市場なり
歴史を刻む 建物や 近代建築 ビルの群れ
中国全土 槌音(つちおと)が いたるところで 響きけり
心配してた 水、トイレ 案ずるほどの ことなくて
1週間の 中国の 奥地の旅も 終わりけり
西安ガイドに 見送られ 名残惜しみて 機上へと
「生きるとは 命をかけて 未来(みち)拓く」
西安ガイドさんと記念撮影
大唐不夜城
西安付近の地図
兵馬俑博物館外観
兵馬俑全景
兵士1
兵士2
 西安
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欧州からの訪問客
楊貴妃像
阿倍仲麻呂記念碑
回族の屋台
羊蹄
赤いサンダル
西安夕景
文化名楼
ディナーショー
城壁西門から
電動車と城壁の道
上海夕景
敦煌全景

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