a Song of the trip to
the Silkroad
2011.10.12-18

第一部
シルクロード旅の詩

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莫高窟

敦煌・莫高窟
歴史とロマン あふれてる シルクロードの 旅に出る
広島()って 上海で 4時間待って 西安へ
一昨年は 信州へ 共に旅した ふた夫婦
旅慣れの友 企画して 西安業者 利用する
迎えの車 待っていて 日本語ガイド 美人なり
天候怪しく ガスが出て 観光できず ホテルへと
翌朝西安 後にして 祁連(きれん)山脈 眼下に見
夢にまで見し 晴天の 敦煌(とんこう)空港 降り立てり
シルクロードは その昔 東西交通 要路にて
東の西安 基点とし 陝西(せんせい)甘粛(かんしゅく) 河西回廊
タリム盆地を 通りすぎ パミール高原 越えて行き
中央アジア エジプトと 7000キロの 地中海
物産交流 絹の道 多彩な文化 花開く
敦煌ガイド ベテランだ 一面広がる 綿畑
砂漠の中に 点在す お椀の形 墓という
誰でも何処でも 好きな所 自由に埋葬 するという
時々吹ける きつい風 マスクなしでは いられない
敦煌料理で 腹みたし 小休止して 莫高窟(ばっこうくつ)
敦煌芸術 功労者 常書鴻氏の 墓参する
千仏堂に (たたず)みて
この製作に 生涯を
ささげし多くの 人々の
溢れんばかり エネルギー
500に近い 洞窟は
その規模 世界一という
砂漠歩きの 靴カバー 色鮮やかで 絵にもなる
三日月形の 月牙泉 寺院の横から 眺めたり
ラクダ待ってて 背に乗リて かえり見すれば 黄金色
天下に名高き 鳴沙山 昔の旅人 どう見たか
「旅人の ざわめき 地より 湧き出でし」
(ほこり)をつれて 風が吹き カメラに入り 撮らせない
真っ赤な夕焼 待ってたが 思うようには ならぬもの
敦煌太陽 大酒店 5つ星なる ホテル着く
砂漠のオアシス 敦煌は 観光都市で 18万
敦煌水源 党河ダム
この水ありで 栄えしか
ゴビの砂漠を 走れども
ただ洋々と 地平線
玉門関や 漢長城
河倉城跡 のろし台
砂に埋もれた 陽関の
関所の跡に 碑が建ちて
「古の 武漢の声が 聞こえくる」
陽関外の荒野
「渭城曲」 王維
渭城朝雨潤軽塵 (渭城の朝雨 軽塵をうるおし)
客舎青青柳色新 (客舎 青青 柳色新たなり)
勧君更尽一杯酒 (君に勧む 更に尽くせ一杯の酒)
西出陽関無故人 (西の方 陽関を出れば故人なからん)
「陽関の 別れの杯 月冴えて」
法華経訳せし 鳩摩(くま)羅什(らじゅう)
乗りたる白馬 祀られり
街のシンボル 反弾(はんだん)琵琶(びわ)()楽天(らくてん)
道の真ん中 立っている
「敦煌に 沈む夕陽を 楊貴妃と」
雪の山脈
敦煌空港
シルクロード全地図
綿畑
墓
常書鴻の墓
千仏堂
 敦煌
 
仏像
オレンジブーツ
ラクダ
鳴沙山

鳴沙山
月牙泉
党河ダム
玉門関
漢長城
陽関
白馬の塔
琵琶技楽天
敦煌の夕陽

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