杉田八幡神社(横浜市磯子区杉田)
横浜市最古の参道狛犬
拝殿前に見えるのが横浜市で一番古い参道狛犬。
元禄5年(1692)と刻まれており、横浜市では唯一の1600年代。
市の文化財にも指定されている。
写真右端の境内入り口には、昭和15年8月建立・紀元2600年記念の昭和狛犬がいる。
上段が右側の阿像、下段が左側の吽像。
49cm×70cmと、はじめタイプとしてはやや大きめ。
尾は小さく背中に貼り付いていて、いかにもはじめタイプらしい。
阿像の口が破損しているのが残念。
吽像の表情がイイ!
阿吽共に、背中に文字が刻まれていて、ハッキリ読み取れる。

(阿の背中)妙観寺常住 武州杉田村 八幡宮
(吽の背中)願主 義浄院日章 八幡宮 武州杉田村 妙観寺常住 元禄五年正月吉日

横浜市市域有形文化財

平成元年12月25日登録

明治10年1月吉日とこの文化財登録の平成2年に
台座等の再建・補修がなされたようだ。

 神社名 
 杉田八幡神社
住 所
 神奈川県横浜市磯子区杉田5-2
建立年
 元禄5年(1692)正月吉日
石 工
 銘無し
奉 納
 上記参照