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大鳥居から左へ行くと、江ノ島名物「エスカー」があるが、
「エスカー」には乗らず、そのまま真っ直ぐ石段を登る。
そこにあるのは、この瑞心門。
右の写真は瑞心門から見下ろした大鳥居。
この瑞心門には、唐獅子の絵が飾られている。
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「瑞心門唐獅子」は平成7年に奉納されたもの。
片岡華陽 筆 / 東京 中村 明 奉納
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瑞心門から更に石段を上がってゆくと、正面に
「弁財天顕現の一場面」を表した弁財天・童子像
がある。(平成14年建立) |
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石段を更に上がると、途中に手水舎があり、龍の口から水が出ている。
そこから少し上がると江島神社(辺津宮)へ出る。
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江島神社(辺津宮)
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奉安殿
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辺津宮の拝殿前に狛犬はいない。
隣接した奉安殿には、有名な江島のシンボル〜弁天様が安置されている。
八臂(はっぴ)弁財天と、 日本三大弁財天のひとつとして有名な裸弁財天・妙音(みょうおん)弁財天の2像だ。 |
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ここの賽銭箱はユニーク。巾着型になっている。
材質は木のようだが… |
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辺津宮のすぐ先に、末社「八坂神社」がある。
末社とはいえ、対岸の小動神社へ神輿が渡海する祭り(天王祭)は
神奈川の祭り50選に選ばれていて、かなり有名とのこと。
ここに出来の良い狛犬がいる。
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なかなか見事な江戸尾立だ。
筋肉質な前足がイイ。
吽像のツノは2段になったタイプ。
阿像には小さめな宝珠が乗っている。
阿吽とも、いい顔をしている。
そして、見て頂きたいのがこの尾。
この時代の尾立としてはかなり装飾的で、しかも真ん中で割れているのだ。このような尾は他で目にしたことがない。
弁天様にあやかったのか?
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神 社 名
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江島八坂神(藤沢市江の島) |
建 立
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安永10辛丑年正月吉日(1781) |
石 工
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八丁堀 上総屋喜兵衛 |
奉 納
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世話人 加賀町 木地屋正藏
芝口弐丁目 嶋屋三郎兵衛
その他、世話人・奉納者、多数の刻銘あり(江戸住) |
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八坂神社から進んで行くと、すぐに中津宮に出る。
ここも拝殿前に狛犬がいる。
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中型とはいえ、この時代(宝暦)としてはやや大ぶり。
八坂神社に比べるとその全体的な装飾性は20年前であることが良く分かる。
特に阿像は、この時代・このタイプの特徴が良く出ている。
神 社 名
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江島神社・中津宮(藤沢市江の島) |
建 立
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寶暦13癸未歳5月吉祥日(1763) |
石 工
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麹町 石工 平三郎 |
奉 納
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奉納 御寶前 武州江戸麹町講中
左右各15名連記あり |
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中津宮から奥津宮へと進んで行く。
この間は、少し距離があるが…「御岩屋道通り」を散策する。
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途中、江の島大師がある。
赤い仁王が印象的だが、石造物は無いようなので、パス。
もう少し進むと、「群猿奉賽像庚申塔」がある。そのまま知らずに通り過ぎてしまいがちだが、せっかくだから良く見てみよう!
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群猿奉賽像庚申塔
たくさんの猿(36匹だという)の色々な姿が彫られた庚申塔。
4面にびっしり彫られているが、全てが異なり
眺めているだけでも結構楽しめる。
建立年は不明だが、江戸中期と云われている。
<市の重文指定>
庚申信仰の猿については、「神使の館」のここをご覧下さい。
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更に進むと…奥宮が見えてくる。
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