あ∽うん 斎藤 良夫
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<頬かむりの狛犬>で知られる鎌倉市の腰越港に近い「小動神社」。 台座の「土橋」と「漁船」の刻字から、私は「----丸」という漁船船主・乗組員の奉納とばかり思っていた。 |
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ところが、「漁船」は「地区(町内会)」の意味で、「腰越漁業協同組合」を構成する五地区の一つ、「土橋地区」漁師の奉納だという。
頬かむり狛犬は色々と紹介されているが「漁船」の意味は池田利男組合長の話で知った。 狛犬は江戸タイプ。 頬かむりは土橋漁船と墨書された赤いサラシ。 |
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後ろから見た尾が少し面白い |
小動神社の例祭は毎年7月に8日間、対岸の江ノ島にある<夫婦社>の八坂神社の神輿を腰越に迎えて行われる。両神社の神輿が並ぶのは最終日の本祭の日だけ。 互いにもみ合う姿は、年に一度の逢瀬と直ぐの別れを惜しむ<抱擁>だと伝えられる。 「昔は漁師だけだった担ぎ手は、今は様々。もみ合いを喧嘩と勘違いしている者がいる」と長老たちは嘆いているが、狛犬サマの印象は?
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神奈川県鎌倉市腰越2-9
2006年54号 |
吉野さんの |
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1998.10に私が訪れた時の写真です。 目玉のグルグルが印象的でした。 頬かむりだけではなく、お腹にも巻かれていました。 足止め狛犬のように、足にも巻かれていました。 (阿由葉) 斎藤さんから連絡がありました。 |