「狛犬の杜」100号へのメッセージ

100号記念にムフフッ・・
     狛研終身会長 三遊亭円丈

100号記念、おめでとう!
この「狛犬の杜」新聞の発行を企んだのは、会長円丈でして。
その編集長には、阿由葉氏が適任であると指名したのも円丈です。

最初の頃、阿由葉氏は「どうも編集長は荷が重い…」とか言ってましたが、「まあまあ」となだめすかしたのも円丈です。そして数年で編集長が板に付き、今や、敏腕編集長として大活躍!そしてこの一〇〇号全てを合本して一冊の本になる。
いつかこの狛研にも終りが来るでしょう。
でも狛研の残した財産としてこの「狛犬の杜」新聞が永遠に残ります。
人も組織も後に何を残すかです。すべては円丈の考えた通りになりました。ムヒヒヒッ!

ありがとう、阿由葉編集長!
御苦労さん、阿由葉編集長!
でもまだ、次の200号がある…
ガンバレ!!阿由葉編集長!!
・・・引退は百年先・・・

狛犬の杜」100号発刊を祝う!!
三宅稜威夫


世界唯一の狛犬専門紙「狛犬の杜」(創刊平成九年七月二十一日)が100号となりました。
ここまで継続できたのは編集担当の阿由葉郁夫・山崎衛両氏の献身的なご努力と会員各位の投稿協力があってのことと思います。
改めて各位のご協力に感謝し、同時に100号発刊を心より祝いたいと存じます。
日本参道狛犬研究会(略称:狛研)…この、世にも不思議なサークルは、平成9年1月12日浦和で発足しました。5〜6人も集まればと思っていたところ44名が参加、円丈会長の軽妙なトークと石工棟梁・森田定治氏の『いなせな姿』が女性のハートをつかみ、場が盛り上がりました。
この勢いを大切にして狛研の活動は
 (1)定例会の開催
 (2)フィールドワークの開催
 (3)会報の発刊
 (4)狛犬データの整備
 (5)狛犬写真展の開催
 (6)狛犬奉納とこれに伴なう狛犬落語会の開催
 (7)マスコミの狛犬番組に対する協力
などに多面化し今日に至りました。
この中で、会報の発行は大きな課題でしたが、幸いにも阿由葉氏・山崎氏という得難い人材に出会うことが出来ました。
「狛犬の杜」は当初B4版、28号からA4版、そして50号で合本をつくることになり「狛犬の杜全集」として上梓(平成18年10月)、53号からカラー版化という経過を経て100号に達しました。

さて、『狛研誕生満17年、狛犬の杜発刊100号』…この節目の中で『今後、狛研はどう歩むのか』という根本的な課題があります。
100号発刊を機に皆で考えたいと存じます。


◆世田谷区・大野久美子
『えっ100号だって?100年単位で生きているオレたちにとっては、たかだか一生の一コマに過ぎないよ』なんて悠久の狛犬たちに言われているかも。
でも17年の間、狛犬先駆者の機関誌としてトップを走り続け、狛犬アンテナを張り巡らしてきた歴史は素晴らしい。
テレビドラマを見ていても神社が画面に映し出されるとストーリーはどこかに飛んでしまい、この神社ロケはどこなのかということに頭の中はいっぱいになる。
街の看板をみても「こいぬま」という名字を「こまいぬ」と読み違えてしまう…この症状が出てくるようになるともうそれは立派な狛犬病。
この狛犬病のウイルスの根源は、「狛犬の杜」にあるというのが私の確信である。

一時的に狛犬と友達になろうとする人は、少なくない。
でもその関心を持続的に保ち、狛犬に帰着させるパワーを生み出すのが「狛犬の杜」なのだ。狛犬研究会の歴史もはや四半世紀。
この偉業を支えてきた編集者に、ただただ感謝!


◆さいたま市・吉野忠夫
100号ありがとう。
編集長ありがとう。円丈会長ありがとう。三宅さんありがとう。
狛研の仲間ありがとう。お宮さんありがとう。狛犬さんありがとう。石工さんありがとう。
そして、狛犬さんを奉納してくれた人、ありがとう。


◆三鷹市・福田博通
「狛犬の杜」100号、すごいですね。
おめでとうございます。
それぞれの思い入れの発表の場でした。
100号に亘る紙面が、狛研の皆様の活動の実績を示しています。
阿由葉編集長のご苦労の賜物です。是非縮刷版を作りたいですね。



◆柏市・和田みどり
狛研に入会して5年目を迎えました。
ただ ぼ っと狛犬を見ている私にとって例会と「狛犬の杜」は新しい刺激と知識を与えてくれてます。
ますますのご発展を!


◆千葉市・齋藤益雄
狛犬の杜100号記念おめでとうございますと共に大変ご苦労様です。
私こと狛犬のいる場所大好き人間で、特に、先代狛犬や風化狛犬に逢った時は、癒されますね。
これからも狛犬愛していきますので、編集局を頼りに楽しい企画等よろしくお願い申し上げます。


◆船橋市・鷲 嘉雄
初めて手にした「狛犬の杜」は、平成15年の第39号。
以来、狛犬の杜全集や毎号の記事を繰り返し読んでいると編集局の味と歴史が感じられます。
名工の作品からトッピクスに至るまで幅広く取り上げていただき狛犬の世界の広さ、深さが勉強できます。
誌上での仲間つくりもでき、充実した「狛犬の杜」これからも頑張りましょう。


新宿区・田中邦博 詠ず
祝  狛犬の杜百号達成  
静かなる杜に佇み狛犬は  我ら待ち居り  数百年間
東洋に伝へられたる獅子像が  酔狂達を招き寄せたり
物好きら生まれし時と場  違へども同じ時代に狛犬に凝り
「狛犬の好事家拵ふ新聞」が調べらるやも  未来に於いて


川越市・柘植 達
「狛犬の杜」100号お目出とうございます。
2カ月に1回、年6回、約17年大変なことです。
内容も研究的なものを含め、多彩。
役員の方々の苦労は大変なものでしょう。
各皆様の研究楽しみにしています。


白岡市・宇野哲夫
毎号、楽しく「狛犬の杜」を拝読しては、今までに行って来た神社で出合った数々の狛犬たちに再会を期すべく計画をしていましたが、ここ数年は体調不良で家族同伴にて近在の神社へ狛犬に会いに行く程度で、遠方へは…これからも「狛犬の杜」を楽しみにしています。
名前ばかりの会員で申し訳ありませんが、よろしく。


◆大田区・蓑島崇子
狛犬の杜100号おめでとうございます。
新参者&狛犬初心者ですが、200号までには寄稿できるように…と密かにもくろんでおります。
これからも先輩方の素敵な情報、楽しみにしております。


南埼玉郡・篠島 寬
狛犬を探求した新聞は、他に例がなく、今般発刊100号迎え「おめでとうございます」編集長ほかスタッフの皆さんのご尽力に感謝します。
古来より、神社仏閣に狛犬を奉納する文化が根付いており、その狛犬の『かたち』を視て、建立年月・目的・奉納者、製作者・石材などより、その土地(町・村)の時代・文化風習を思い起こさせてくれます。
この様な記事の新聞が、今後も末長く続くことを願います。
 


北葛飾郡・山田敏春
祝い100号、創刊以来17年の長きに亘って編集に携わった阿由葉氏と山崎氏、原稿を送ってくれた会員、読んでくれた会員、そして原稿を書く事で狛犬の面白さに引き込んでくれた会報「狛犬の杜」に感謝。