鳩森八幡神社の狛犬 |
会報「狛犬の杜」(2003年37号)の「江戸名所図会狛犬巡り12」で 富士塚の登山口にいる享保20年(1735)建立の狛犬を 江戸名所図会に描かれた狛犬としましたが、 渋谷区の資料などから再検討してみました。 |
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富士塚と狛犬…この狛犬を江戸名所図絵のものと考えたが、再検討… |
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だが地元研究家によれば、もっと古い可能性もあるとして、富士塚中腹の浅間社にある享保16年の水盤、享保19年の灯籠、そして享保20年の狛犬がその遺物ではないかと云っています。
浅間社の勧請時期と富士塚の築かれた時期が同じなのか、違うのか、はっきりしませんが狛犬は浅間社に奉納されたものと考えられます。 |
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江戸名所図会の千駄ヶ谷八幡神社(現鳩森八幡神社)には、拝殿前の参道に狛犬が描かれていて、
その位置には現在、昭和29年に奉納された狛犬がいます。 |
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梅と松で見にくいが、江戸名所図絵ではこの位置に狛犬が描かれていた。 |
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これが江戸名所図会」に描かれた狛犬! |