大工虎五郎の狛犬 |
天保七丙年申三月(1836年)浅草神社に大きな狛犬が奉納されます。 奉納者は田町の文三郎と山川町の大工虎五郎です。 この大工虎五郎が大きな狛犬を奉納出来たのは何故だろう。 その手がかりは千葉県に有りました。 江戸の歴史は火事の歴史でもあり、その復興が江戸の経済を支えているという一面もありました。 仮宅の営業は廓内に比べて経費がかからず大層利益があり、建て替えの費用を差し引いても十分残ったと云います。 ちなみに狛犬奉納の前年そして翌年にも吉原は全焼しています。 |
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諏訪神社(流山市駒木)の手水鉢 |