徒然なるままに…
セラピールーム ゆうゆ
いわゆる「ラブレター」「交換日記」なるものが大活躍した
思いを込めペンを握る。書いては消し書いては破りのくり返し。
字が下手な上には文才もないものだから尚更時間もかかる…。
やっとの思いで書き上げたものの、サア、待っているのは次のステップ!いかにして彼女に手渡すかだ。
そこで登場するのが「恋文」を本人に代わって渡してくれる「愛のキューピット」。
が!しかし…
これには個人的にいささか苦い思い出がある。
私のキューピット役をかって出たA君、そのどさくさに紛れ、いつのまにか私の片思いの人をしっかり自分の彼女にしてやがった。
そう!まさに事実は小説よりむごいなり… あ〜あ、そんな青春が懐かしい。
かつては…
長い人類の歴史の中で、PC・携帯の出現こそ「人と人とのかかわり」を最も大きく変えたといっても過言ではなかろう。
そんな科学文明の裏側では、さまざまな弊害が次々と芽吹いているのは否めない。
まさに、文明の発展と人の心は反比例、それを何より象徴しているのが昨今の世の乱れである。
心の安息と潤い、そして「癒し」こそが21世紀のキーワードではなかろうか。
実は私、人間らしさをこよなくを愛するアナログ人間。
「科学文明と人の心の矛盾…」そんな葛藤を持ちながら、気がついてみればどっぷりIT社会に依存している。
かくして、平成17年3月吉日、「ほーむ頁びるだー九」なる小電脳のお世話になり、型にはまらず自由気まま、あえてアナログ的にホームページを作成してみました。
最後まで御笑読及び御笑見いただいたことに感謝申し上げ、ペンを置き…あっ!いや、Enterと致します。
一方、携帯は本人に直接つながる確立100%はおろか、ありとあらゆる機能を満載。
とりわけメールという通信手段は新たなコミュニケーションを生み出した。
好きな女の子に電話をしたいが、はたして本人が受話器を取ってくれるかどうかが勝負どころ。
「ハイ!○○です」と母親が出たら
「あっ、間違いました〜(~_~;)」と、苦笑いで切り、
「もしもし!」とドスのきいた親父の声でも聞いた日にゃ、右手が勝手に反応し、容赦なく無言でたたっ切る。
悪気などこれっぽっちもないのだが、そうするしか仕方ない。
そうして彼女の声は聞けないまま日は暮れていくのである…。
カユイいところに手が届かないような…あ〜あそんな時代が懐かしい。
かつては…
IT戦略が叫ばれる中、携帯もPCも、私たち庶民生活の隅々まですっかり普及した…。
これら「文明の利器」無くして、もはや現代の社会生活は成り立たない。
かつては一家に一台だった電話も、今や一人に一台の時代。
一瞬のこぶた