林の区切り線
ようこそ【それなりログ工房】へ                             開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳
2006年6月
天気マークの区切り線

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを書いています。


6月27日
「物置ログ」 シルログ準備中(セルフビルド実践教室モデル)

最近はほとんど曇り空ですが、時おり太陽がでたり、にわか雨が降ったりして道具の片付けで慌てたりしています。適当な気温で過ごしやすい日々が続いています。野鳥のサエズリが爽やかです。

縦方向のシルログを仮置きしました。これから刻みに入ります。
繋ぐのは面倒なので9メーター材を使ってみました。いやいや、木々の間を縫いながらの移動は面倒ですね。必要最小限の木しか伐っていませんので、あっちにぶつけたり、こっちにぶつけたりして運びました。
本来なら、ログヤード(作業場と材料置き場)はログサイト(建築場)の2倍は必要なのですが、ちょっと狭すぎたようでもあります。丸太の端切れなんかも増えてきたので、もう少し広げることを検討中ですが、あまり木を伐りたくないですしねえ。

カビだらけの丸太もカンナを掛けてしまえばきれいなものです。カビが一発で落とせればだいぶ手間が省けるのですが、カビ取り剤などの薬品を使うのはねえ・・・。お金もかかるし、まあ、あれだけのカビを落とせるかどうかもわかりませんしね。

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●山菜料理の結果
山菜の調理法は地元の人に聞いたり、図鑑、ネットで調べました。今回はその結果です。

・ワラビ
灰汁抜きは安定してきました。ヌメッと感がいいですね。満足です。パックに入らないので半分は冷凍にしてみました。
地方によってこのヌメリの強い品種もあるようです。太いのは山ワラビで淡白で、細いのは野ワラビで味が濃いということですが、ボクにはよくわかりませんね。
現在の問題は、スジっぽいのがあったり、柔らかくなりすぎたりするヤツをより分ける方法です。これが食感を邪魔するんでねえ。

・ミズ(ウワバミソウ)
茎の煮物はヒット作ですね。じつに旨い。シャキッとした歯ごたえもあり、フキの煮物をサッパリ、淡白にした感じです。なにより皮を剥かなくていいのがいいです。1時間ほど弱火で煮込みました。一晩冷ましたらじつにいい味になりました。
根元のトロトロタタキも酒のツマミには最高です。醤油とワサビの漬物をちょっと混ぜて食べてます。

・ワサビ
刻んだ茎に熱湯をかけ一晩密封したおいたら辛味がでるんですね。いやああ、じつに辛い。ツーン!もあります。
先に味付けしてもいいのだそうですが、ボクは食べるときに合わせて醤油や酢、ダシの素、ダイコン下ろしなどで食べてます。これもツマミにいいです。
葉のおひたしは硬くて最悪だ、と思ったのですが、酢醤油につけて食べると案外柔らかくなって結構いけます。

・セリ
軽く茹でておひたしにしましたが、この風味は最高ですね。ただ、採ってきてより分ける手間が面倒です。

山菜と野菜はどう違うのか?山と野の違いだけですよね。なにより山菜は育てる手間が掛からないし、天然モノというのがいいですね。
図鑑をみると結構食べられるものがあるので今後の研究課題にします。
6月24日
「物置ログ」 ハーフログ完了!(セルフビルド実践教室モデル)
梅雨なのですが、最近は雨が少なく、気温も20度くらいで過ごしやすい日々が続いています。

横方向の半割ログの刻みも終わりセットしました。角材などの土台を採用していないので、これと交差するシルログが土台になります。まあ元々土台という意味なんですがね。一般的には床を張りやすくするために角材を採用しているようです。
床部分の大引きも同じように半割ログを入れています。シルログを1メーター間隔に入れて根太にする予定です。この方法だと、床部分を平らにカットしたり、周囲ログに溝を刻む必要がありますのでちょっと面倒なのですが経費を手間でカバーするわけです。
内側に土を盛ったら基礎丸太の高さが低くなってしまいました。これでは屋根がかかるまで跳ね上がりが多そうなので防腐剤を塗っています。

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●ヨモギ湯の効果か?
先日ツリークライミングをしたとき、ちょっと難しいテクニックを真似したせいか左の肩甲骨付近を痛めてしまいました。日々の作業にも差し支える有様です。
たまたまオマケにもらったヨモギ湯の元を入れたお風呂に入ったら、痛みがなくなるのです。ヨモギ湯の元は1個しかないので、湯を取り替えずに毎日追い炊きして入っています。5人で入ることを考えれば5日連続で入っても同じですよね。
ヨモギ湯が効くのか、少しずつですがよくなっているような気がします。まあ単に暖めることがいいのかもしれませんが。
1週間後にツリークライミングの講習会があるので、それまでに治ってほしいのですがねえ。

●料理は大変
山菜が切れたので、ワラビ、ミズ、セリ、ヤマワサビを採ってきました。というより、ちょっと離れた畑から収穫してくるという感じですが。
最近はワラビを採る人が少ないのか、わんさかと生えていました。ボクにとってはありがたいことです。こうなると贅沢なもので太くて長い物だけを選んで採ってきました。ボクはこれのヌメヌメとした感触が大好きです。
ミズはウワバミソウというのですね。ボクは他称「ウワバミ」と呼ばれることもあるので、共食いですかね?根元は細かく刻んでトロロ風にして、茎は煮物にしてみました。
セリはおひたし、ワサビは茎を漬物に葉をおひたしに(根は栽培ものより細いですが天然ものなので刺身用に保存しておきます)、ワラビは灰汁抜きをしました。
これだけ料理?するのに2時間もかかってしまいました。いやああ、料理は面倒なものです。いつもは10分前後で済ませているので、これは毎日はできませんね。まあ、これで1週間くらいはもつでしょう。
そういえば、水量も少ないので数日釣りに行っていません。冷蔵庫のストックも少なくなってきたので補充せねばならないのですが、適当な雨がないと収穫量が少ないので困ったものです。食料の場合は効率がよくないとね。
7月からはアユが解禁になります。ヤマメ、イワナにも飽きてきたので、アユに切り替えますかね?贅沢だねえ〜。ちなみに釣り券ではヤマメ、イワナは雑魚で、アユとは区別されているのです。アユは1.5倍もするのですよ。フーーーーン?
6月12日
「物置ログ」 基礎丸太の埋め込み完了のまま(セルフビルド実践教室モデル)
雨と霧雨と寒さと釣りで停滞中です。

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●価値観の違い
大雨の翌日の早朝、楽しみにしていた釣りに行ってきました。
いつもと違う、ちょっと離れた川です。雨後の増水で濁りが入るといいと聞いていた川です。ただ、コンクリートの堰堤が50メーターおきくらいにあり、雰囲気に欠けるのが欠点です。
ポイントはほとんどがその堰堤直下と魚道だけです。1箇所でかならず何匹か釣れるので、次から次へと拾っていく感じです。

前回行った場所の橋に着くと釣り人がいたので、一つ上の橋まで行き、反対側を釣り下がることにしました。堰堤直下は反対側まで届かないからです。
100メーターくらい釣り下がると対岸に先の釣り人がいました。ボクを見て親指と人差し指を広げて小首を傾げます。ボクが釣り上げるたびにそうするのです。「小さいから放流しろ」とでも言っているのかなあと思ったのですが、放流サイズよりはるかに大きいのです。
さらに100メ−ターくらい釣り下がると下流からの釣り人に会いました。先行者が釣った後は釣れないのが普通ですが、それでも釣り残りがいました。
下流の橋まで釣って切り上げることにしました。結果は上々です。20センチ前後の食べごろサイズが16匹。イワナとヤマメが半々。尺には届きませんでしたが、28センチのイワナも上がりました。今シーズンの最高記録です。満足満足。これでまた10日くらいは食いつなげます。

竿をたたんで半分ほど戻ってくると、先の釣り人と会いました。上流の橋から反対側を釣り下がって来ていたのです。カーキ色の超長靴にベストに帽子で統一した、これぞフライ(毛鉤)マンという格好をしています。でもマンじゃなかったのです。餌釣りウーマンでした。
挨拶したら、彼女は「みんなチッチャイですねえ。」というのです。「小さいってのは、どのくらいのサイズですか?」と聞いたら、「みんなこんなのばっかり。」と言ってクーラーバックを開けて見せてくれました。ボクが釣ったのと同じようなサイズが10匹くらい入っていました。
「前はここで49センチのイワナを釣ったわ。36センチのヤマメも。剥製にしたら10万円もかかっちゃった!」などと言うのです。
ウーン、20センチを超えても小さいのかああ・・・。
6月9日
「物置ログ」 基礎丸太の埋め込み完了!(セルフビルド実践教室モデル)
いよいよ梅雨に入りそうです。

今日から雨の予報だったので、その前に埋め込みを済ませようと思っていました。ゴチャゴチャの土いじりは嫌ですからね。2日前の時点で残り7本でした。
まあ楽勝かな?と思っていたのですが、急に畑の獣防止柵作りのアルバイトが入ってしまい、その日は1本だけ。翌日、しかたなくマジメにやることになってしまいました。朝7時から夕方6時まで休憩もそこそこに。いやああ、1日6本はきつかったです。腕も腰もパンパンです。

まあ前言どおりにできたのでホッとしてます。よかったよかった。やればできるもんです。まとまった雨がなく、減水でまた不調になってきた釣りのためという目的もあったのですがね。
今、いい雨が降ってきました。明日の釣りが楽しみです。

それにしても、合計21本を2週間もかかってしまいました。マジメにやれば4日もあれば終わったのにねえ。マジメにやればですが・・・。

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●無料でも・・・
先日行った「こっとんこ市」に「ご自由にお持ちください」というプレートがありました。丸太を斜めに輪切りしたものに文字が書いてあるものです。「努力」と「忍耐」という2枚しか残っていなかったので、いくらタダが好きなボクでももらってきませんでした。
あんまり縁のない言葉ですからねえ。でも、もらってくればよかったかなあ、と反省しています。文字を書き替えてしまえばよかったんですよね。
「とりあえず」とか「やむをえず」とか「それなりに」、とかね。あとは、「なるようになる」とか「いい加減」とか「まあまあ」とか「ほどほど」・・・・・。これからはこういうのが流行るんじゃないのかなあ?

●仕事はしっかり
前記の柵作りは、一人暮らしのオバアチャンの家の畑でした。
うちの山に伐り倒してあった栗の木12本と、現場にあった10本を立ててきました。直径10センチくらいで長さは2.4メータ、けっこう重いのです。

カナテコ(長いバール)で下穴を開け、チエンソーで先を尖らせた杭を40センチほど刺し込むという仕事です。差し込むといっても、下穴は小さいですから、杭を上下にドスンドスンと突きながら、コジリながら、沈めていくというわけです。
午後から始めて、夕方6時半までかかってしまいました。いやああ、けっこう腕にきました。ふだんと違って、お金をもらう仕事はマジメなのです。

杭の間には2メーター高くらいの網を張るのだそうです。種まき時はヤマバトが来て、葉が出るとカモシカが来て(カモシカなどは網を飛び越えて入ってきてしまうのだそうです。で、出るときは杭を倒していくのだそうで、なんとも厄介なヤツらです。)、トウモロコシなどの実がなるとタヌキなどが来て、荒らしていくのだそうです。
彼らは山の植物よりも畑の野菜の方がウマイ?効率がいい?ということを知ってしまったようなのですね。彼らもこれが仕事なのかも?
6月6日
「物置ログ」 丸太基礎埋め込み中(セルフビルド実践教室モデル)
ヤマセ(東からの冷たい霧)の季節になってきました。夏ごろまでの間に発生しますが、ひんやりとして涼しいです。これからの屋外作業にはありがたいです。

さて、基礎作業ですが、12本ほど終わりました。1日2、3本というペースです。7時ごろまでは明るいので、マジメにやれば5、6本はできるのですがね。朝晩は釣り、合い間に工作、雑用や不意の来客などで、こんなペースで進んでいます。
丸太に曲りがあったりで、芯を合わせるのは結構面倒です。最初の1本も誰かが見た方向の芯が5センチもずれていました。まあ許容範囲なのですがね。最後にユンボでゴツン!とやったとたん、曲ってしまったりと四苦八苦してます。

土方作業にユンボは活躍しますが、細かいところは人力なので結構疲れます。この一番重要で、嫌な作業もあと何日かで終わることでしょう。

伐りだした杉の木9本の皮剥きはすみました。こちらも1日3本というペースでした。

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