NTTリストラ静岡裁判 
東京高裁第1回控訴審 (2月16日)

第2回控訴審は 5月27日(水) 午後3時から 
 NTTリストラ静岡裁判の第1回控訴審が、2月16日(月)の14時から開かれました。
 裁判開始に先立ち12時30分から高裁前で宣伝活動を行い、原告を始め全労連のNTTリストラ対策本部長の寺間さんや各支援団体そして現在最高裁で闘っている東京原告団の飯野さんも駆けつけて激励と共に闘う決意を表明してくれました。
 開廷前に傍聴席が28人分しかないので抽選が行われました。抽選方法が従来の自分で引くくじ引きではなく、コンピューターで抽選し、あたり番号を掲示してそこに抽選番号があれば傍聴券がもらえる方法でした。
 自分でクジを引かないので損した気分でした。とにあれ参加者の半分以下しか入廷できず残念でした。
 控訴審では、原告・被告双方の陳述書の確認が行われ、原告弁護団の萩原弁護士と、原告岡本順一郎さんの陳述が行われ、次回控訴審は、5月27日(水)午後3時からと決まり閉廷しました。
 閉廷後、報告集会が国交労連の会議室で行われました。
 報告集会では、太田和弁護団長からこの裁判に臨む基本方針@移籍拒否者に対する不利益扱い。A年齢差別・高齢法違反B在籍出向を認めないことは、経費削減につながらないし、退職・再雇用選択者に、「見せしめ配転」と印象付けるため。これらを中心に闘うと。
 今村全国弁護団長からは、東京裁判の時は、裁判所もとにかく早く早くと感じられたが、今回は中労委命令・大阪高裁の勝利判決の影響かじっくりやるのではと感じる、東京裁判は最高裁で闘われているが高裁判決をひっくり返すようにがんばっています。
 山田中央本部委員長からは、中労委命令・大阪高裁勝利判決から、会社の交渉に対する姿勢が変わって来た。「人権無視の実質50歳定年制」である「退職・最雇用制度」の廃止にむけてさらに団体交渉でもがんばると報告されました。
 そのほか、静岡県評議長の吉野さん、沼津地区労連の芦川さん、静岡西部争議連の堀内さん、愛知支部の飯田委員長から激励と連帯の挨拶がありました。

 NTTリストラ対策本部長挨拶

 原告 岡本さんの陳述書
高裁の前で原告3人がが訴え! 原告の訴えを聞く支援の人々
報告集会で裁判の報告をする太田和弁護士 田中静岡支部委員長の音頭で”ガンバロウ!

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