ホテルから引っ越して、1週間がたった。落ち着いてきたところ
で、我が家について書こう。
9月からは、大学のアパートを予約しているので、6週間の滞在
である。当初は、短期間の契約は難しいと思っていたが、街の
不動産屋に頼み込んで、探してもらった。案内してもらった時に、
環境が少しよくないかなと思ったが、CityCentreにも近いし、
贅沢は言っていられない。
探せたことに満足していて、あまり確認をしていなかったことを
後悔することとなる。
土曜日に、部屋を確認しに行った。日本で言えば、2LKである。
社宅のことを思えば倍くらいの広さである。家財はすべて揃って
いる。短期滞在には最適だ。
住所はWindsorストートと、格調高いが、他のレンガ造り、公園の
エレガントな街並みとは相違し、アパートが幾つか集まっている
通りである。
水、電気はOK、冷蔵庫、洗濯機、キッチン周りも問題なさそうで
ある。あとはお湯である。このアパート(英国ではflatという、
我が家は2階建ての造りになっているが、flatである)は、すべて
電気で動く。冗談のような話である。
コンビニでElectoricCardという電気のカードを、好きな金額だけ
購入し、家の電気装置に差し込んで、クレジットを増やしていく
方法である。支払などが楽だし、ガスを開ける必要もなく、非常
に合理的である。
洗濯機があったので、使ってみた。スイッチが見当たらない。
探していると、洗剤をいれるところがあった。きれいにしよう。
妻が箱を掃除している。スイッチはこれか?押してみた。音をた
てて動きだした。水もしかり出た。水が噴き出している。
何が起こったのか、頭が真っ白だったが、慌てて妻がもっている
洗剤を入れる箱を元に戻した。スイッチを切ることに、ようやく
気付くが、既におそく、辺りは水浸しになっていた。
Water Heartingのスイッチも入れたし、時間が経てばお湯もでて
シャワーにも入れる。あとは布団を買えば、生活ができる。
新しいフラットも、きれいでわるくない。何より、もう少しでまともな
食事がくえる。
期待に胸を膨らませて、布団を買いにいった。
つづく