今回は、 Spring Termの授業について書こう。先学期に比べると、
全体的な講師のレベルに少し疑問がでる。また、グループ作業も効率的
なのか、一体感がなく、何かひっかかりながら進んだという印象だ。
WEEK 1
◆Career/Personal Development(core)
Memories(41) 参照
WEEK 2
◆Managing the International Organisation (core)
Memories(41) 参照
WEEK 3-10
◆Strategic Advantage (core)
Corporate Strategyの授業である。JohnMcGeeの整理されたレクチャー
もすばらしく、内容そのものに興味を持つようになった。来学期も当初
の予定を変更して、Advanced Issue in Strategyを取ろうと思う。
先学期に、マーケティング、アカウンティング、オペレーション、
オーガナイゼイションなどを習ったが、Strategyが一番大切である。
ケースのWriteUpをグループでやり、GoodSummaryを皆に配布して
くれるのもよい。テスト前に見直すと、授業の意図、大切さなどを改め
て実感できる。
◆Marketing Strategy
この授業はいけない。意図がない。PeterDoyleのすばらしい授業の後
でやりにくいのはわかるが、得るもののないレクチャであった。
特にRobinには目的意識が伝わってこなかった。それだけ高度だった
のかな?日頃よく発言する人も眠そうにしていた。PeterDoyleのすばら
しさを再認識させられた。
レポートは、歯磨き粉業界に関するものを1200字で書いた。
◆Magaging Accounting
KenとMarkは、授業をうまく構成している。コスト、プライスなどが主要
なテーマであった。それなりに得るものはあった。アカウンタントでは
ないので、浅く幅広くという教え方はよい。プレゼンの内容も、問題点を
経営者に説明するという形式、及びQ&Aに重きを置いていて、
ビジネスコースとして適している。
◆Financial Management
ファイナンスの主要テーマ(Portfolio、Capital Structure、Dividend、
Financing)などを学んだ。内容が濃い。面白い部分も多々あったが、
バックグラウンドがないこともあり、イメージがわかずに苦労した。
Peterは小学校の先生だった経験もあり、非常に教え方がうまい。図を
巧みに使用し、難しい事を簡単に教えてくれる。Jackは経験豊かな
お年寄りなのだが、彼の説明は私の頭を越えていた。難しい事を難しく
教えていた。ファイナンスが得意な人にはよかったのかな。
◆Operations Strategy
Operations Managemnetは効率化という大きいテーマがあり、比較的に
取り組みやすいが、Operations Strategyはつかみ所がない。
Nigel Slacks達が、OperationsとStrategyを結びつける途上である。
Nigelの資料は、なるほど意図は伝わってくるのだが、ケースがイマイチ
彼の概念と結びついていなかった。
Porterの What is Strategy という論文と講義でのOperationsに関する
捕らえ方が異なり面白かった。Nigel Slacksは評判通り、魅力的な講義
をする。彼だから取ったという人も多かったが、内容を深く理解するには
難しかったのではないかと思う。
レポートはセブンイレブンのOperations Strategyについて3300字ほど
書いた。日本語の本も大変参考になったが、英語化とEvidenceの問題が
残る。
◆Information Management
ITがアカデミックになるとこうなるのだろうという印象である。IT系の
ビジネスのダイナミズムを感じることはなかった。しかし、総じて言えば
平均以上の内容だったと思う。
会社のIT投資に対する評価の仕方がポイントでもあったが、もう少し深く
コンサル的な視点がほしいところであった。この意味でも、アカデミックの
域を出ていないと感じる。
大学、ビジネススクールの設備などをみるとIT系は遅れていると感じる。
米国大学(UCLAかDuke?)の使用方法には足元にも及ばない。米国の
IT系の授業の様子を確認したい。
レポートは、SS部のNew Work Styleについて、2500字ほど書いた。
最適なトピックだったが、私の主観が大半を占めた。数値化されたもの
含められなかったのが残念だ。
◆Spanish1
隣がチリから来たマリオ家族だったこともあり、スペイン語の補講を受ける
ことにした。ここで感じたには、ヨーロッパの人々は語学に長けている。
私が一生懸命ノートをとり、ノートをみながら質問に応えているのに、彼ら
はすぐに馴染んでいたようだ。香港の学生も苦労していた。
1、2週は楽しかった。和気あいあいの雰囲気で面白かった。が、進むに
つれて、差ができ、ここでも落ちこぼれ気分だった。先生がNobyと言って
くれていて、皆も名前をすぐ覚えてくれたのが救いだった。
上達はあまりなく、簡単な挨拶くらいだ。コモセ ヤマ。ミヤモ ノブユキ。
この頃は楽しかった。
WEEK 11
◆Examination
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つづく
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