今日は、12月31日、大晦日である。あまり実感はない。
秋学期を振り返り、授業内容をまとめてみた。
Warwickは大変だったような、そうでないような。たぶん、グループに
恵まれたからだと思う。
私の貢献は少なく、PowerPointのプレゼン資料作成5回と、最後の
オペレーションのプレゼンをやったくらい。ケースのディスカッション
でも言葉少なく、不甲斐ないです、ほんと。
・タームは、8週+1週(イノベーション集中)+1週(プレゼン、試験準備)
・授業はケース中心。ケースは古い。基本的なこと中心。合計7科目。
・8人のグループワーク中心。
・週1回は、グループプレゼン、グループレポート提出がある。
◆Marketing Management
グループプレゼン 30% (合計3回+毎週1000字のグループレポート)
クラス貢献 10%
最終テスト 60%
Lecturer: Peter Doyle
Warwickの看板教授、今年限りだそうです。この先生の授業だけで、
WBSの評価は高くなると思うほど、講義、内容ともに充実しています。
マーケティングをビジネスの核として捕らえています。
マーケティングというと、動向調査して分析するだけかと思っていたけど、
会計も含め、様々な観点から分析するので、なるほどという感じです。
ケースが少し古かったことと、IT系は皆無だったこと除いても、よい授業
だったと思う。ちなみに、先生はカーネギのMBA出身です。
◆Accounting Management
中間テスト
40% (Multiple、25問)
最終テスト
60%
グループプレゼン 0% (合計2回)
Lecturer: Ken Bate, Mark Whittington
基本的なことを学んだ。会社数字の見方など役に立ちそう。しかし、
簿記、会計の基本はまったく触れないので、知識がない人にとっては
少し辛かったかな。テキストが全く使いものにならないのもよくない。
しかし、講義、ノートが充実していて、よい講義だったと思う。
◆Operation Management
グループプレゼン 10% (1回)
グループレポート 30% (1本、3000字)
最終テスト
60%
Lecturer: Stuart Chambers
この授業は、ビデオなど豊富な教材、およびオペレーションチーム
は、非常に洗練されていて、講義もおもしろい。
しかし、製造業系のマネージメントが主題なので、NTTのどこで、
利用できるのだろうと考えてしまいます。
◆Global Business Economic(Macro Economic+Strategy)
グループプレゼン 20% (3回)
個人レポート 80% (1本、2500字)
Lecturer: Ben Knight, Gordon Murray
Ben Knightは教え方がうまく、マクロ経済の仕組みを、実状に合わせ
てくれるのでおもしろい。日本のこともよく取り上げていた。
Gordon Murrayの授業は、Marketingとかぶるところがあり、あまり
おもしろくなかった。Ben Knightがずっと教えたほうがよい。
◆Modeling Analysis Management(Statistics)
個人レポート 70% (1本、3000字)
最終テスト
30% (Multiple、20問)
Lecturer: Maureen Meadows etc.
統計の授業です。回帰分析、線形計画法などを簡単なケースに
従って教えてくれます。それ程、難しくない内容で、数学系なので、
興味はあったのですが、NTTの実状分析に使用するレベルまでは
遠く、どこで利用できるのだろうと考えてしまいます。
知識レベルですね。
◆Organisational Behaviour
最終テスト 100%
グループプレゼン 0% (1回)
Lecturer: Martin Corbett etc
組織論なのですが、いわゆる理論のお勉強です。なにもおもしろく
ありません。ケースもあまりなく、実状にあわず興味がわかない。
組織論も題材次第で、おもしろい分野だと思うのだが。
◆Managing Innovation
グループプレゼン 30% (1回)
最終テスト 70%
Lecturer: Stuart Chambers etc
外部からも講師を呼んで、イノベーションについて学んだ。自分の
中で曖昧だったことが、明確になり、ためになった授業であった。
ラスト1週を全部充てることに不満をいう生徒もいたが、私にとって
は、非常によい科目だと思う。
つづく
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