英国生活も1月近くになってきた。もうすぐプレスクールの前半が
終了する。今回は、プレスクールについて書こう。
クラスは、日本4、台湾3、ブラジル2、韓国1、中国1、タイ1、
イタリア1、ドイツ1、ギリシア1、アルゼンチン1の構成である。
クラスメートを紹介しよう。
唯一、ひげをはやしているのが、ギリシア人で、まさにイメージ通り
である。文明、哲学の香りを感じる。
ブラジル人は、陽気なブラジリアンと川平慈英似だが、セナのような
神経質なところを持つ、二人に分かれる。
イタリア人は、一目でわかるダンディーな彼である。ドイツ人は眼鏡
をかけ、勤勉さとユニークさをもっている。アンタッチャブルの会計係
を、もっとましにした感じだ。タイ人は、なぜか、セパタクロウが似合い
そうな青年である。
アジア人は中国人を除いては、おとなしい。一番おとなしいのは、
台湾人かな。韓国人と日本人は同程度。アジアの中では、日本人
が洗練されているかな。中には、おやじもいるが。
私の英語力はクラスの中でも底辺だ。先生の言っていることは、
何となくわかるが、他の生徒が話しているのは、日本人、韓国人
以外の英語はよくわからない。先生や、他のメンバはわかっている
ようなので、単純に私のレベルが低いだけなのだろう。
1か月たったが、ネイティブの言っていることは、よくわからず、
感だけでしのいでいる。これから先が思いやれる。今のままだと、
9月末も同じ状態かな。
10月以降は、大学の友人曰う、「学生時代につちかった特殊能力」
を駆使することになるのだろうか。特殊能力とは、リスクと引き換え
に手に入れる成功のことである。もちろん、失敗は許されない。
その点においては、私はゴルゴ13並みの技量である。
次のクラスがはじまるまでは、旅行でもしよう。イングランド北部の
湖水地方へ行こう。ピーターラビットが生まれ、詩人ワーズワース
が愛した地方(Lake Distinct)である。
次回は、ワーズワースの森、からかな。
つづく
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