(注)現在は、1998年10月である。本文は2年前の出来事である。
ハロー、ジェニー
1996年12月10日
衣食住のうち、今回は食について書きたいとおもう。私の記憶にある
最初のマレーらしい食事は、UBNタワー(PJのオフィス)から交差点
を挟んだところにあるオープンテラスの店であった。
みんなは、そこをクイティオと呼ぶ。店の本当の名前はわからない。
席につくと、お湯が入った洗面器と食器が出された。イッキに不安が
レッドゾーンに突入する。今思えば、この経験があったからこそ、次から
起こるすべてのことを容易にこなしていけたと思う。
クイティオとは中華料理の麺の一つで、きしめんのような平べったい麺
で一種のやきそばである。味はうまい。とにかくうまい。マレーシアには
中華は数多くあるが、すべてうまい。その中でもクイティオは格別である。
クイティオにはもうひとつの名物がある。甲高い声でオーダをとるおばさん
である。このおばさんの声たるやすごい。“イアリイャ、ヤヤリィアイヤ”
何もわからない。とにかく、ビーフクイティオ、ミックスミーをたのむ。
ハロー、ジェニー!! マイタン。
(KLのおいしい店)
中華:肉骨茶、コンコルドの飲茶、リーホーフック、すいはんビレッジ、
薬善、肉骨茶近くの焼豚、金富、ブキビンの屋台、エスカイヤ、中華街の
ほっけんミーなど多数。
その他:クイティオ前屋台のフライドライス、ボンベイパレス、COCA、
かめゼリー、らかんかなど多数。
おわり
(注)馬の細道は、第3段まで。(未完)