プリズム・ゼミナール


 [名前の由来とロゴマークについて]

 

 日本では太陽は赤いものという既成概念がありますが、わたしたちがふだん目にする太陽は、白っぽく輝いています。太陽の光は、色がついていないように見えますが、実は
色の集まりです。それは、プリズムに太陽光を通すと見ることができます。プリズムとは、ガラスでできた透明な三角柱です。プリズムに太陽の光を通すと、赤〜橙〜黄〜緑〜青〜藍〜紫という様々な色に分かれます。
 
  

 人にはそれぞれ個性があり、同じことを学んでいても、得意なことや苦手なことなど、人それぞれに違います。同じ学年で、同じ問題でつまずいていても、人によって悩み方や考え方、つまずく過程は違います。

 白一色に見える光が、プリズムを通すと実はいろいろな色からできていることがわかるように、同じに見える子どもの反応も、その根底は、全く違うところにあったりします。指導する者は、子どもをじっくり観察し、対話することによって、その子独自の判断やその子なりの考え方を、ひとりひとり正確に把握する必要があります。
 一見ありふれたつまずき方に見え、大人の目線で「おそらくこう考えたんだろう」と見当をつけても、案外こどもは大人が予測もつかないような、奇想天外な発想をしている場合があります。既成概念のないこどもは発想力が豊かで、考え方や悩み方は千差万別なのです。同じ項目を教えるにしても、その子の思考回路を捉え、ひとりひとりに合わせて違ったアドバイスをしなければなりません。

 それぞれの子どもが何色の光を持っているのかを見極め、個々に合った指導をしたい。独自の色(=個性)を大切にしながら、伸ばしてあげたい。さらに、多彩な知識や考え方を身につけて色を増やしてあげたい。そしてそれらの色がひとつのまとまった光となり、ひとつの人格として太陽のように大きく輝きますように……そんな願いが「プリズム・ゼミナール」という名に込められています。




 えんぴつの形をモチーフに、三角形のプリズムと、太陽光を分光して現れる虹色をデザインしています。
 色の濃さを表す「PS」は、PRISM SEMINAR(プリズム・ゼミナール)の頭文字です。芯の色はあえてつけていません。
 あなたは、プリゼミで学んで、どんな色に輝くのかな?




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