徒然雑記（９）　温泉に想う！

上の写真は快晴の時、或る場所から羊蹄山を写した一枚ですが、このページをご覧の皆さん！写した場所を推理
してみて下さい。

今日は道内屈指のそして老舗の名湯旅館「登別第一滝本館」について書かせてもらいます。
御存知の通り「登別の第一滝本」・・・と言ったら、道内に住まわっている人間なら　まず殆んどの人々がその名を
知っていると思う程に有名な温泉旅館である。
かっての滝本館は正直言って「値段が高い！」で一般庶民には縁遠い感じの温泉宿泊施設だったと思うが、近年
すっかり宿泊し易い料金設定となって、私どもも気楽に温泉をそして料理を楽しむ事が出来る様になったと思う。
大変嬉しい事です！！
滝本館と言えば、なにをさておいても浴場の大きい事（広さ１５００坪の大浴場で東洋一の湯の里）と七つの泉質
の違う温泉を　湯量豊富に源泉カケ流し・・・と云う所にあると思う。
七つの泉質の違う湯が　コン、コンと湧き出てて静かに湯船の淵から流れている様は　なんともいい様のない至福を
与えてくれる感じではなかろうか？
「美肌の湯」「きずの湯」「癒しの湯」「万病の湯」「熱の湯」「美人の湯」そして熱いお湯が好きな人にはたまらない
「鬼の湯」・・とそれぞれに素晴らしい効能を持ち、いながらにして温泉巡りが楽しめる按配です。

滝本館のもうひとつ凄いナア！と感じるのは浴場の掃除、　今迄並々と張ってあったお湯を、惜しげもなく捨てその
後をタワシで綺麗に湯垢を落とした後　又再び新しい湯が張られる・・・見ていて勿体無い位であるが、これが毎日
行はれている訳だから　実に立派と言う言葉しか見当たらない感じである。
私が入浴していた時も床のタイルが湯垢によって少し黒くなっているのを一枚、一枚綺麗に垢落としをしていたが
このお蔭で何時も綺麗な気持ちのいいタイルの上を歩く事が出来、滑らずに済んでいる事になる　また手すりのすみ
ずみ迄汚れに目をひからせている。　　　　　　浴場を守る裏方さんの清掃に対する努力もあって私達は常に手入れ
の行き届いた綺麗なお風呂に入れる事を忘れてはならないと思う。

滝本館には「滝本メンバーズカード」事務局があって、入会無料で加入出来、利用毎にポイントが還元され１０００
ポイントで１０００円分の滝本館のギフト券で還元される等、特典が設けられている　　また　カードには一般会員と
GOLD会員の二種類があって、累積ポイントが１０，０００ポイントに達するとGOLD会員にグレードアップする楽しみ
もある。　　　ちなみに我が家もGOLD 会員に到達する事が出来ている！

かっての地獄谷は湯気モウ、モウで凄い迫力であったが、近年段々と湯気の上がりも少なくなって来て　チト寂しい
感じもする　　　昔は滝本館の横に間欠泉が吹き上がっていたのを子供ながらに記憶があるが　時の流れでこれらも
枯渇したが、夢よもう一度で　これが再現されたなら「登別温泉」のいい目玉観光になる事だろうと思ってやまない。
なんにしても第一滝本館は何度訪れても新鮮さを欠く事が無く「おかえりなさい！」の気持ちで心暖かく迎えてくれ
中にはいれば「至福の喜び」を与えてもらい、身体にエネルギーが充電される様な気がする　私にとってはたまらない
温泉である。
　　注　滝本館の浴場はカメラ撮影は禁止になっております　然るに此処に写っている写真はパンフを加工して掲載したものです。　　