No.89

2006年3月21日(火)

ブログのほうでお知らせしましたが、蒼太が肛門腺炎にかかってしまいまして2月24日に手術を受けました。

確かに今思い出すと、よくこういう不自然な格好をしていたんです。

気になっていたんですよね。

早く気付いてやれなくてごめんね、蒼太。

でもすっかり元気になりました。

手術が終わって帰ってきた蒼太。

可哀想に、麻酔から覚めて気がついたらこんな姿なんだもの、何がなんだかわからないよね。

エリザベスカラーの幅がわからなくてあっちにぶつかり、こっちにぶつかり.....。

麻酔からもまだ完全にはさめていなくてフラフラ歩きます。

見ているのが辛かった......。

いつもの勢いはどこにも見られません。

こんな表情は初めてうちに来た時以来かも。

その上、臆病なミルクはこの姿では蒼太がわからず

「シャーッ!!」

挙げ句の果てはこんなところに隠れてます。

( ここは ミルクがおやつをこっそり食べる場所なんです。

というのは、ミルクにも蒼太にも全く同じものをいつでもあげているのに

蒼太はミルクの食べているものが欲しくて横取りしてしまいます。

力関係がはっきりしているので、ミルクは遠慮して食べるのを止めちゃうんです。)

大好きなこたつの中も無理矢理入ったものの出てこられません。

別室に移ったミルクのあとを追いましたが

ミルクはそばに来させません。

普段はミルクが何と言おうが、行きたい時は行くし

行きたいところにも遠慮せずズカズカと歩く蒼太が.........遠慮?

 

いつもはミルクが可哀想だなぁと見ているんですが

こんな蒼太は不憫です。

2日くらい経ってもミルクは警戒心を解きません。

用心しいしい、蒼太をチラチラみながら脇を通り抜けます。

それでもこんなに近くを歩けるようになっただけでも進歩なんです。

でもシッポは下がってる.....。

警戒心丸出しのミルクです。

と思ったら、また あっちから こっそり様子を見ています。

カラーにだいぶ慣れてきた頃、

蒼太はカラーをしていてもあまり負担の掛からない場所を探し出していました。

ここは洗面所の入り口。10数cmの段差があります。

ここにいるのを見つけた時は、なるほど〜、と感心してしまいました。

もう一ケ所はブログに書きましたが

ソファから身を乗り出して頭を下に。

転げ落ちそうなのに ずいぶん長いこと このままの体勢でくつろいでいました。

 

あと人間のベッド。

下が柔らかいから楽なんでしょうね。

バカだった、バカだった!

うちには半透明のカラーがあったのでした。

何でもっと早く思い出さなかったんだろう....。

周りが見えるようになったことと、カラー自体に慣れたことで

行動が機敏になってきました。

ミルクにあげたごはんも見つけて食べに行きました。

カラーは一週間で外すことができました。

 

手術から二週間後、今日はいよいよ抜糸の日。

先生からお借りしたカラーをお返しするので用意していたら

蒼太が気にして匂いを嗅ぎに行きました。

お世話になったんだからお礼を言わなくっちゃね。

今はもうすっかり元通りの元気な蒼太です!

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました!!

今回はここまでです。

それではまた次をお楽しみに!

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