拍手お礼画面にあげていたヘンな小噺の過去ログページです。
他の作品の小噺もまぜこぜにアップしてますが、
ここはサモンナイトシリーズのもののみなので、番号がとびとびです。
アルバの日記シリーズは、まとめて外に出しました。




+  番外編 07バレンタイン小噺 サモンナイト編  +

『……誓約者よ……』
「メイトルパのエルゴ。どうした、何か事件か?」
『……今日は、バレンタインデーだ……』
「いきなりツッコミに困る発言だなあ」
『しかし……メイトルパにはチョコレートはない……』
「うん、そうだろうな」
『……そこでチョコの代わりを用意した……。
 ……受け取れ我らの王よ……。
 こころばかりのプ二ム百匹を……』

 プ二ムの山からハヤトを掘り出すのに2時間、百匹全部を送還し終わるのに4時間かかりました(キール談)





+  その19 サモンナイト サモン4発表おめでとう編  +

  ・ふつうの誓約者・
カシス 「ハヤトハヤト! サモンナイト4がついに出るって!」
ハヤト 「そうなんだよ! もう待ちきれなくってさ、今日さっそく予約してきた!」
カシス 「もう? 11月末日発売なのに、気が早いなあ」
ハヤト 「はは、だって待ちきれなくってさ。あー、11月が待ち遠しいなあ。
     11月まで、がんばって小遣いためるぞ!」

  ・よい誓約者・
キール 「きみが待ちに待っていたサモンナイト本編の新作が、11月についに出るそうだね」
アヤ  「そうなんです。
      でも、フラットにも仕送りをしたいし、買うお金が足りるかどうか、わからないんですよね。
     だから1ヶ月我慢して、サンタさんにお願いすることにしました」
キール 「サンタさん?」
アヤ  「名も無き世界で、たった1人で世界じゅうのよい子にプレゼントを配って回っている聖者です。
     今日さっそくサンタさんあてに、サモン4をお願いする手紙を出してきました。
     これからたくさん勉強もして、人にも親切にして、サンタさんがよい子だと認めてくれるようにがんばります」
キール 「そうか……。アヤ、僕もきみと同じようにがんばるよ。
     サンタさんもきっと認めてくれるだろう」
アヤ  「ありがとうございます、キールさん。一緒にがんばりましょう」

ソル  「……って話をキールから聞いたんだ。
     世界中にプレゼントを配るなんて、名も無き世界にはすごい人間がいるんだな(感心)」
ナツミ 「(アヤ……本気じゃないよね? 本気じゃ、ないよね?)」

  ・悪い誓約者・
クラレット「トウヤさんがずっと待っていたサモンナイト4が、ついに出るそうですね」
トウヤ  「そうなんだよ。世界で一番早く僕の手元に届くよう、すでに手配は完璧さ」
クラレット「……そ、そうですか(引き気味)。
      そういえばあかなべのアカネさんや、2のイオスさんが再登場するみたいですね」
トウヤ  「うん、よく歩ける二人だから、使うのが楽しみだよ」
クラレット「わたし、せっかくだから1のイリアスさんにも再登場してほしいんです。
      イオスさんと2人、4歩で槍の金髪騎士コンビで、ガンガン進撃させたいです」
トウヤ  「ああ、それは楽しそうだ。
      なら僕は、僕と新堂と橋本さん樋口さんの4人を再登場希望だね。
      4歩で全属性使用の誓約者4人でガンガン進撃したらきっと爽快だよ」
クラレット「……サブタイトルは『リィンバウム滅亡』ですね」


トウヤ 「ところでアルバとフィズとラミちゃん、今日は姿が見えないけど、どこに行ったんだろう」
リプレ 「あの子たちなら、ちょっと遠くまで遊びに行ってくるって、朝早く出かけて行ったわよ」
トウヤ 「そうかい。子どもたちは元気だね」






+  その17改 サモンナイト GWの過ごし方編  +


「……退屈だなあ」
「(嫌な予感)」
「ガゼル、ちょっとフリーバトルに」
「はいはい行って来いよ、俺は行かないけどな」
「いや、きみも来てくれ」
「……LV1の俺に、LV50の誓約者さまのお供をしろと?」
「ああ、敵は僕とソルとアカネとイリアスさんで蹴散らすから、
 きみは一番後ろで立っててくれればいい。昼寝しててくれてもかまわないよ」
「俺はかまうんだよ! んなバトルにいきたかねえよ!」
「まあそう言わず。いいことを思いついたんだよ。
 いつも僕とソルとアカネとイリアスさんにしかEXPをふらないけど、
 ヒマにあかせて君を嫌というほど強化してみたいんだ」
「ヒマにあかせてとか言うな」
「誤解しないでほしいけど、いつも君がLV1で終わるのはサモン1のシステム上の都合のせいであって、
 僕がきみを嫌いとかではないんだ。正直親友と思ってるよ」
「親友と思ってる相手をヒマつぶしに強化するのかお前は……」
「あ、もしもし新堂かい? 今ヒマ? ならフラットメンバー強化競争しないかい?
 うん、僕がガゼルを強くするからきみはエドスを強化してくれ。
 何でそんなことするかって、ヒマだからだよ。……え? そうかい、残念だよ」
「人の話スルーしてハヤトの携帯にかけてんじゃねえ! 断られるに決まってるだろ!」
「そう言うけどね、ガゼル。ヒマで退屈っていうのは本当に苦痛なんだよ」
「……そうかよ。じゃ、とっておきのヒマつぶしの方法、教えてやるよ。
 リプレー! どっかの居候がヒマでヒマでしょうがないってよー!」
「ごめん僕は用事を思い出したよ! フリーバトルでお金を稼いでくるんだった!(脱兎)」






+  その12 サモンナイト よいこわるいこふつうのこ 夢編  +


   < ふつうの誓約者 >
カシス:「そういえばきみの将来の夢ってなんなの?」
ハヤト:「もちろん、プロのバスケ選手! いつか絶対アメリカに行って、目指すはNBAだ!」
カシス:「NBAって、いつも見てるビデオのこと? そっか。応援するよ、ハヤト。
     でも、学校の勉強もちゃんとしないとね!」
ハヤト:「あはは、えーっと俺ちょっと用事が……(こそこそ)」


   < よい誓約者 >
キール「そういえばきみの将来の夢ってなんなんだ?」
アヤ「そうですね……。出来れば、誰かの病気を治してあげられるお医者様になりたいです。
    そのためにはまず、受検で医学部に受からなくちゃいけませんけれど」
キール「ああ、それで今もがんばって勉強してる最中なのか。
    ……きみの志は素晴らしいけれど、あまり根を詰めすぎないでくれよ」
アヤ「大丈夫です、キールさん。リィンバウムで鍛えたこの腹筋があれば、2徹3徹軽いもんです!
   そろそろ休憩時間ですね。勉強で頭が疲れてきましたし、気分転換に腹筋100回でもすることにします。
   キールさんも一緒にどうですか?」
キール「そ……そうかい。ええっと僕ちょっと用事が……(こそこそ)」


   < わるい誓約者 >
クラレット「そういえば、あなたの将来の夢というのはなんですか?」
トウヤ「昔はいろいろ考えたけど、最近決まったよ。フ○イト○ランに入社する!
    そしてサモンナイト4をこの手で作り上げるんだ!」
クラレット「……外伝ばかりなのにしびれをきらしたんですね」
トウヤ「ふふふふふ、腕がなるよ。もうシナリオは決まってるんだ。
    エルゴの王たる僕が、聖王都だけなんてけちくさいこと言わず、帝国もデグレアも、
    リィンバウム全土を制服してゆくゲームさ」
クラレット「……そしてその実、裏でわたしがすべてを操っているわけですね……ふふふ」
トウヤ「?!」






+  その10 サモンナイト1 パートナーエンド ネタバレ編  +


 エルゴの光が、ナツミの体を包む。たった今リィンバウムを救った誓約者は、その中で僕に向け淡く微笑んだ。
「あたしはやっぱり元の世界に帰らなきゃいけないんだと思う……。みんな、今までありがとう」
「帰る……? いやだ! 僕はキミと離れたくない!」
 叫んで、僕は光の中に踏み込み、ナツミの腕にすがった。
「キミとお別れするなんて僕にはできない! 頼むナツミ、僕らと、僕とリィンバウムに残ってくれ!」
 ナツミは頭を振った。寂しげに僕を見下ろす、その体が浮き上がる。
「ごめんね、キール。……さよなら」
「ナツミ? ……ナツミ!!」
 辺りがまばゆく輝き、ナツミの姿がその中に消える。
「ナツミ     っ!!」
 僕は叫んだ。ナツミの姿を見失い、地面に崩れ落ちた。

 それからはっと気がついた。

 仲間たちが目を真ん丸くして、僕に注目していることに。


「キール、これ好物だったよな、俺の分やるから食べろよ」
「キール、城の書庫にあった本だが、君が読みたがるだろうと思って借りてきてみたよ」
「キール、公園で花が満開だぞ。皆で花見はどうだ!」
「キール、夕飯なに食べたい? あなたの好きなもの作るよ」
「やっほーキール〜。元気にしてるぅ? お師匠がたまには遊びに来いって」

 キミがいなくなって数日。あれから皆がものすごく僕にやさしい。



 針のむしろだよナツミ……。帰ってきてくれ……。






+  その5 よいこわるいこふつうのこ2 サモン新作おめでとう編  +


  < ふつうの誓約者 >
ハヤト「サモンナイトの新作が出るって?」
カシス「外伝だけどね。サモンナイトエクステーゼっていうんだって」
ハヤト「じゃあ、今から小遣い貯めておかなきゃいけないな!
    そういえばこの間ついつい新しいバッシュ買っちゃったよ。足りるかな」
カシス「本当に計画性がないんだから〜、きみは」


 < よい誓約者 >
アヤ「サモンナイトの新作がでるんですか?」
キール「7月発売らしいな。今度はアクションゲームだそうだよ」
アヤ「じゃあ、今からいつもよりたくさん勉強をしておかなくちゃいけませんね。
   発売したらつい熱中してしまってきっと勉強時間が削られてしまいますから」
キール「本当に努力家だな、きみは」


 < わるい誓約者 >
トウヤ「サモンナイトの新作が出るのかい?」
クラレット「1つの体に女性の魂と男性の魂が同居している主人公だそうですよ」
トウヤ「じゃあ、今から近隣の盗賊たちを倒しておかなきゃいけないな。
    サイジェントのみんなが安心して新作をプレイできるようにね」
クラレット「本当にサイジェントのみなさんのことを考えてくださっていますね、あなたは」
トウヤ「誓約者として当然のことをしているまでだよ。
    それに新作購入用の小遣いも徴収しなきゃいけないからね。ふふふふふ」
クラレット(……ここにも善の魂と悪の魂が同居してる主人公が一人……)





+  その3 サモンナイト2二重誓約編  +


・ ガウムの場合 ・
「マグナの名の下に……来たれ、異界のものよ!」
  ドカーン!
「きゅー?(な、なんや?)」
「おや、メイトルパの召喚獣じゃな」
「ふん……ガウムか。成り上がりのくせに」
「きゅー! きゅーっ!(モナティはどこや? マスターは?)」
「(おかしいな、シルターンから呼んだはずなのに……)あはは、やったあ、成功だあ」
「きゅきゅーっ! きゅーっ!(まさかこれが話に聞くギャミング? んなアホな!)」
「今日から君は、俺の護衛獣だよ。仲良くしよう」
「きゅきゅきゅ、きゅーっ!(なにゆうてんねん! ガウムのマスターは誓約者様だけや!)」
「怖いのか? 大丈夫、俺がちゃんと守るよ」
「きゅーっ!(ちゃうわーーーっ)」
「では、試験を始める。スライムを見事倒してみせろ。始め」
「えーっ! 仕方ないか。俺と力を合わせて頑張ろう!」
「きゅーっ!(サイジェントに帰してぇぇ)」

 (LV50のガウム怒り状態。3ターンでスライムを蹴散らす)
「頼りになるなあ。改めてよろしくな、ポチ(名前)」
「きゅううー!(怒)」

 ・ レナードの場合 ・
「マグナの名の下に……来たれ、異界のものよ!」
  ドカーン!
「ホワッ? ココは、ドーコデースかー? ワターシ、メリケン人のレナードいいマース」
「(エセアメリカンか……)」
「(エセアメリカンだな……)」
 レナードさん、アメリカ人はロサンゼルスをロスとは略さないそうですよ。

 ・ ピ(以下伏せ字)の場合 ・
「マグナの名の下に……来たれ、異界のものよ!」
  ドカーン!
「ピカ? ピッピカチュ?」
「メイトルパの電気ねずみか。ふん、成り上がりのくせに……」
「うわっ、かわいいのが出たなあ。今日から君は俺の護衛獣だ、よろしくな!(なぜなぜ)」
「……ピ〜カ〜チュ〜(あおすじ)」
 その日蒼の派閥本部では、季節はずれの雷が荒れ狂ったそうです。

 ・ ジンガの場合 ・
「マグナの名の下に……来たれ、異界のものよ!」
  ドカーン!
「うわっ。あれ、ここはどこだ? アネゴはどこ行った?」
「シルターンの武道家か。成り上がりのくせに……」
「え? おれっちリィンバウム人のはずだけど」
「シルターン人か……さすがに俺たちリィンバウム人にそっくりだなあ」
「いやだからおれっちもリィンバウム人のはずで」
「よし、それでは成り上がりとシルターンの武道家とで、スライムと戦え!」
「一緒に頑張ろうな。名前、シルターン人だからシルたんでいい?」
「え? え? おれっちリィンバウム人の……」(エンドレス)
 ジンガって、どうしてもシルターン出身に見えてしかたなくありませんか。

  ・ ヤバイモノの場合 ・
「マグナの名の下に……来たれ、異界のものよ!」
  ドカーン!
(そのころのサイジェント)
  「リプレ……あのさ、荒野で、野良ゲルニカ拾っちゃったんだけど……」
  「捨ててきなさい」
  「ちゃんと面倒見るから!」
  「捨・て・て・き・な・さい」
  「散歩にも連れてくし、餌もちゃんとやるから! だから頼む! 飼っていいだろ?」
   (突如閃光。消え失せるゲルニカ)
 (聖王都)
「メイトルパのゲルニカ? なぜこんな大物が……! あっ待て、フレアボルケイノは……ぎゃーっ!」
(ふたたびサイジェント)
  「うっうっ……せっかくなついてたのに……」
  「あきらめが悪いわよ」
 つか送還しろ、誓約者。





+  その1 サモンナイト3編  +


レックス「拍手かあ……」
ウィル「どうしたんですか先生、遠い目をして」
レックス「俺も誰かに拍手してもらいたいなあ……」
ナップ「はあ?」
レックス「ほめられたくてやったことじゃないけどさ……。
     でも、がんばってがんばってがんばった結果で島が1つ救われたんだから、
     がんばったねエライよって誰かに拍手してもらってもいいんじゃないかなって思うんだ」
ウィル「何かを期待する目で僕たちを見ないでください」
テコ「(……テコテコテコテコ……)」
ナップ「第一、がんばってがんばってがんばったのは俺たちだって同じだろ?」
ウィル「そうそう、みんなでがんばって未来をつかんだんですから、
    賞賛を求めるなんてみっともないですよ」
テコ「(……テコテコテコテコ……)」
レックス「だけど、1の主人公ズは勇者とか呼ばれて国の上層部にまで知れ渡ってるんだよ?」
ナップ「誓約者と張り合おうとするなよ」
レックス「うわーん! 俺だって抜剣者だい! 主人公なのは同じだい!(じたばた)」
ウィル「床にひっくりかえって駄々をこねないでください!」
ナップ「ほんとに大人か、こいつ……」
テコ「(……テコテコテコテコ……)」
レックス「だってさー、俺だってさー、がんばったのにさー、(ぶつぶつ)」
ウィル「あなたは家庭教師なんだから、偉くなんてならなくていいんです」
レックス「家庭教師を差別するつもりか!? 1の主人公なんて職業いそうろうだぞ!(逆切れ)」
ナップ「そんなことで抜剣するな!」
レックス「こうなったら今から誓約者とついでに調律者にもケンカ売りに行ってやる!
     勝てば俺が勇者様だ!」
ナップ「待て待て待て〜〜〜っ!! 滅多なこと言うな!(ゲシッ)」
レックス「(頭に星を出しつつ)うう……だってさ〜俺だって少しくらいほめてもらったって……」
テコ「(……テコテコテコテコ……)」
ウィル「まったくどっちが大人なんだか……。
    僕らの先生は僕らの先生のままでいいんです」
ナップ「……みんなの勇者様になんかなってほしくないに決まってるだろ」
レックス「……ウィル……ナップ……。先生は幸せだよ……。
     よし、みんなで夕日の浜辺を走って、青春のバカヤローと叫ぼう! 師弟の絆を深めるんだ!」
ウィル「お断りします」
ナップ「一人でやれよ」
レックス「なぜっ!」

   そんな師弟3人の、それなりに幸せなひとこま。
   そしてその足元でのひとこま。

テコ「(しくしく……がんばって拍手してたのに、誰も気付いてくれなかった……)」