アラスカ行記




4日目(2月5日) バロー観光〜フェアバンクス

 
 長い夜だった。不安で不安で昼まで寝ちゃた。ということで大学内にあるレストランへといってみる。あのー、つまり学食ですか?バローまできて何で学食?おばちゃんおれ日替わりねーみたいな?でも迷いながらも食堂へ到着してびっくり。日本の大学とはやっぱ感じが違う。ビュッフェみたい。ビュッフェって何?でもそんな雰囲気。ナントカサンドみたいなのを食べる。そしてコーラ。結構美味。それにしてもアメリカって国は。どっこもコーラやスプライト。炭酸飲料かミニッツメイドか水なの。ホント太るよ、それ。ウーロン茶とか飲みなさい。
 さて、いよいよお昼ご飯も食べて市内観光を待つのみとなった。15時に現地ガイドさんが迎えに来て観光、そのまま空港に送ってくれる予定であり、未定である。現在14時。当然だれも来ない。というか、窓から外を見ても人の姿自体確認できない。冬の北極圏をうろうろする人なんかそういないか。だから誰かが車で登場しようものならすぐに気づくよね。ずーっと窓の外を張ってる2人。何をしてるんでしょ。そして15時、一台の車が大学へと入ってくる。お、やっと来たか。丁度ぴったしだけど不安だったぶん長かったなぁ。「ねぇ、犬のってるよ」「へ?」…。親子だし。ちっちゃい子乗ってるし。あれがガイドってことないべ。それから20分が経ち、30分が経った。やっぱりホッタラカシだぁ!!バローまできて学食食べて終わりなんてあんまりだー!現地ガイドっていったい誰なんだよ、って調べるとアンカレジに日本語デスクが代理店として設置されている。さっそく電話。大学内のロビーに繰り出し受話器をとる。ん?いくら番号まわしても「しーん…」。そこへおばあちゃんが歩いてきた。「すいません、ここに電話したいんですけどつながらないんです」。「どれどれ、−まぁ、アンカレジ!この電話はバロー市内しか通じないのよ。どうしてもって言うなら大学スタッフに聞くといいわね」。ありがとう、おばあちゃん。でも昨日の夜から関係者の顔見てないんですけど。
 この時点でガイド諦めました。どうせ英語ガイドって言ってたし。タクシー呼んで町を案内してもらうか。で、昨日聞いてたタクシーの番号をまわす。妻が果敢にチャレンジ。で、5秒でパスされた。どれどれ、ハロー?なんだこの電話。無線じゃん。何を言ってるのかさっぱりわからん。こうなったら一方的にセメル。「私はリサギビック大学から空港まで行きたいのでプリーズ。」―え、まだ何か言ってる。しかも無線みたいだから電話が切れてるのかどうかもわからん。しーんてしたかと思えば gaga…ナントカカントカ?って。だから言ってやりましたよ。おんなじこともう一回言ってやりましたよ。そしてらOK…ナントカ。だから電話切っちゃった。そしたらすぐかかってきたー!!「ヘァロゥ?」(←よせばいいのにでるし)。案の定まったく理解不能。そばを通りかかった生徒?レスラー?に助けを求める。レスラーは受話器をとり「うん、うん…。知らない」と言って電話を切り立ち去っていった。このレスラーと相手とのやり取り予想。
「あのー、いまそちらから変な英語で車を頼まれたんだけど意味わかんなかったんだ。名前もわからないし。あなたですか?」
「あ?おれシラネェ」
ガーン!タクシー呼ぶの失敗。こうなったらデザレイ、彼女が頼り。番号聞いといてよかった。日本語でいきさつを説明し、大学まで車の手配をしてもらった。初めての海外。現地ガイドに忘れられ、ガイジン相手に電話かけ、タクシーで観光ですかぁ…。たいしたもんだよなぁ。


 タクシーが来た。ここからは楽しいひとときとなる。タクシーの運転手はタイから出稼ぎに来ているフリーチャさん。バンコクに育った彼がバローでタクシーの運転手を。
ワールドワイドを感じたね。タクシーは走り、一路ポイントバローへ。バロー岬だね。本当の先っぽ。ここから先は北極海、そして北極点だ。ネィティブの発音なのかタイ訛りなのか、「パイバロー」っていうらしい。私たちがかっこつけて「ポァィントバロゥ」とか言っても最初まったく理解されなかった。ガイドブック見せたらようやく納得してたよ。そしてやってきた「パイバロー」。…白くてようわからん。でも見たね、北極海。どうなるかと思ったけど、なんか来てよかった。

 その後も色々見て周り、空港へとやってきた。今日で終わりだね。あとはずーっと帰り道。乗り継ぎ便の待ち時間も合わせると成田まで24時間以上。改めて思う。ここは北極圏の町。
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