強風の中思いがけない大漁

2021.3.14西谷田

久しぶりに纏まった雨が降り牛久
沼の水位が急激に上がり、気に成
る所が有り強風で竿が出せ無くて
も観測値と現場の関係を見るだけ
でもと出かけます。

上岩崎橋近くの右岸を下り細身橋
が見える頃になるとすでに2台の
車、手前の人は車が止ると此方を
気にしている様子だったが後から
挨拶しても反応が無く、触らぬ神
に祟りなしとそのまま通過し先の
人に挨拶、棚取中でこんな浅いが
他にやる所が無いと。

そこでやればと勧められ、風は強
いが全くの追風で水は綺麗な濁り
なので浅くても風が有れば型が見
られるかも知れません。
釣台の足が沈み込むので瓦礫を探
して足場を整備して12尺。
仕掛を上に上げれば風で難なく道
糸は風で伸び切ります。

型が良くなってきました。

午前中ハタキが出たような音が
聞こえまさかと思っていたが昼頃
には良く聞くようになりハタキが
始まった様です。

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浅くて馬鹿にしてやった事が無い
と隣に入った人、朝からやれば良
かったと誰かに電話、コーチ役
の人も現れ人が並びました。

長さはこれの方が長いですね。

強い引きで幅の有る姿が見えた時
は型物かと思いましたが長さはそ
れ程では有りませんが掬った時は
目方を感じました。

小さなアタリに慣れたのか釣れる
ピッチが上がりました。

22枚釣れ餌残り僅か、仕舞が楽
な様に網を良く洗い乾燥する様
風通しの良い所に置きます。

車に戻ると水音がよく聞こえ見に
行くと真菰が揺れ浅い所に魚が
入りこんでいます。

あと数回分で又来ました、すっかり
乾いた網で又掬います。

諦めているとレギュラーサイズが
掛り、網を又洗って干します。

小さくすると敏感に成るのですが
風の影響も大きくなり、目線の
方向にトップの向きが変わると浮
が入った様に見え、元に戻したい
位でした。

スッと入る浮の動きでスレや空振
りが多く、小さな浮の方がアタリ
が良く出るのではと手持ちの一番
小さな浮に替えてみます。

途中は座っていても体が煽られる
ほどの時が有り、何時強制終了に
なるかと片付ける時はどの手順で
等考えながらの釣でした。
風が吹き抜ける本流はずっと一面
白波です。

これはやや大きい方、体型が
良いので引きが強かった。

綺麗な魚が釣れて来て気持ちが良
いですね。

なんか重く走らないで変と思った
ら同じ様なのが二つ付いてました
がいてもたついてる間にハリス切
れで一つ消えてしまいました。





スレが多くもっともらしい動きも
バレが多く、釣れるのをみて右に
入った人は最初からバラシ続きで
スレは風でサワリが判らないから
なのか、私も大きなのが横に浮い
てきたり底バラシがたくさん。

トップは見易くなりますがアタリ
は小さく、何かやっている様だ
とか変な感じで合わせてみると
掛って来ます。

まるで養魚場の様に同じサイズが
掛って来ます。
風でトップがふらつきやり難いので
長いサイズの浮に交換、

最初は浅いのをボヤいていました
が次々と取り込み笑顔の先客。
大きなのを取り込みスケールを当
て41cm、網に入れ見せにきま
すが厚みがすごく羨ましい。

綺麗な魚が多く釣れて時々肩の
張った立派な形が掛ります。

お腹の膨れて居るのが少ない中で
今日一番大型の39cmは膨らんで
いる方です。

風が強く玉網が煽られ枠に絡まり
魚が掬いにくい、写真を撮るのに
も網に隠れてしまいます。

Aさんが東谷田で47cmを釣上
げたそうで、それを見に行くS
さんがコーヒーを差し入れに寄り
丁度良い所で網を跨ぐのが釣れ
ました。
浅いとボヤいていた先客は調子
良く7枚程まで伸ばしています。

本流側の人も取り込み、魚の気配
が出て来たようです。
枠の乗るのが出て両目が空き、浅
くてやらないと言っていた先客の
仲間が釣れるのならと準備を始め
ますが背あての付いた折り畳み式
の釣台が2回も風に飛ばされ準備
に手間取ります。

打ち直そうと竿を上げるとゴツン
と引っ掻いてチャンスを逃して残
念ですが気を取り直して続けると
浮が少し沈み変だなと合わせると
33cm程が釣れ、これで帰れると
宣言です。