困ったときの鵠戸
2019.10.6小貝排水路、鵠戸
西谷田が釣れ出したと言うので早
速出かけますが途中で本降りに成
り足元もぐちゃぐちゃ、風も吹き
濡れた草を掻き分け水際に出る気
力が無くなり短い竿で出来る小貝
排水路に転進。
あまり期待できそうもないが気に
成っている小さなポンプの所に草
刈りして釣台をセット、桑の木の
傍でモジリを良く見かけるので魚
が付いているのではと思っていた
のです。
12尺で振り切ると対岸の草に絡
むので、低い軌道で草の高さより
下に送り込み、浅い棚で暫くやり
ますがブルーギルらしいふわふわ
が有っただけ浮の動きはほとんど
有りません。
陽が傾くと水面が騒がしくなり水
面に浮く底から剥がれて流れる苔
を突くのは小さなマブナ、変なア
タリが出始め何がやっているか気
になりやっと掛かったのは初めて
15pクラスのマブナで一番小さな
釣果です。
真冬並みの低い水位、アタリが少
なくなったのは水が澄んできた様
です。
餌を柔らかくして回転を落さずに
しているとアタリも回復、終盤は
ヘラがほとんどでした。
護岸の下に降りて10尺のシモリ
仕掛け、風で仕掛けが揺れ水中
で揺れるシモリの判断が難しいが
ポツポツ掛かります。
右岸の小さなポンプ小屋前に降り
て行くと正面に大きな棗浮の仕掛
けで鮒釣りの人、何十年も前に鮒
が沢山居た頃の仕掛けの長い竿で
は釣りにくいと見ていたが、私が
6尾釣れる頃仕舞支度を始める迄
一つも取り込めず、上げた魚籠に
は10尾迄無い位で、遠くで検量
後の放流もパラパラ程度、行き帰
りのバスでアルコールが目当ての
釣り会のようです。
走り出すと雨は上がり帰るには早
すぎるので数が出た鵠戸に寄ると
鮒釣りのバスが1台。
3連チャンで気を良くして続ける
とまた25cmクラス、4連チャン
とはどうなっているのかと思い
ましたが様子が変わります。
時々ぱらついていた雨が本降りに
近くなりパラソルを車に取りに行く
よりも濡れて困る荷物を避難。
途中に雨足が強くなり釣台と竿も
そのまま運び、車のバックドアの
下で整理。
下側の人に様子を聞くと首を振り
直ぐに釣り座の移動です。
怪しげな天気でも結構人が出てい
ますが、橋の袂では動きが無くて
心配です。
間を空かずに同じようなマブナが
来た後に、連チャンで尺マブナが
来て中々浮いて来ません。
マブナで困るのは何時までも暴れ
るのでハリスが絡みます。
小さなのを覚悟で底の方に切り替
え、流れが出てきたので更に浮き
を上げ錘ベタ、初めて浮きが動き
空振りも又すぐにアタリ20p弱
のマブナが来てオデコ脱出。
25pクラスが4枚入りヘラが
18枚、マブナ11尾。
5時間程でこれ位釣れれば充分
これなら何処かに挑戦して駄目で
もブルブルを感じて帰れます。
夏の間は不調でも困った時の鵠戸
が復活です。
例会の人達は下流の方に入っています。
底でやるとマブナが多く小型ばか
り、が良くあるパターンなのです
が今日は型が良いと思っていると
浮が動いて合わせると大した事は
無い引きと安心していると急に走
り出して伸されそう、鯉の様な引
きですが何とか止めて浮かせると
ヘラ、体高の高いのは引きも強い
ですね。
絡んだハリスをほどき振り込むと
直ぐにアタリ、25pクラスの
マブナが掛り今日のマブナは型が
大きめです。