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「MPS創立50周年の会」に参加して

の年齢になると他人の書いたものに手を入れることはあっても、自分で文章を書くことはめっきり減りました。特に自分のことや考えを表現することはまずないので、文章に自信がありません。(学生時代は現国が最も得意だったのに) と、冒頭から言い訳をしてしまいますが、こうして大しておもしろくもない駄文を書くことになってしまったのは旧友N氏の頼みだからです。
 私は生徒として6年間、スタッフとして約4年間MPSにお世話になりました。そして他の多くの方々と同様、学力と人格形成において大きな影響を受けたと思っています。
 ただ当時の自分を顧みると、生徒としてもスタッフとしても三宅先生に迷惑をかけどうしで、思い出すたびに恥ずかしくなります。さらにOB会は20代くらいまでは参加していたような気がしますが、その後は連絡をいただきながら、遠くにいるわけでもないのに欠席の非礼を重ねてしまいました。今更ながらですが、これは私の反省文でもあります。
 先日の50周年の会のことはHPで知り、三宅先生にご無沙汰を詫びる絶好の機会として参加したい気持ちはありましたが、ここまでご無沙汰を重ねてしまうと「どのツラ下げて」という思いもあり、どうしたものかと逡巡していました。そんな折、「ぜひ来てくれ」と背中を押してくれたのは旧友N氏でした。私は昔から様々な場面で彼に助けられているのです。
 結果、本当に参加して良かったと思える会でした。三宅先生とお話することができて長年の胸のつかえが取れた上、ほとんどの方が私を覚えていてくれたことを心から嬉しく思いました。容貌や体型は変わっても皆基本的キャラが変わらないので「これ誰だっけ」と思っても一言、二言話をすれば当時のことが次々に思い出されてきて話は尽きず、本当に楽しいひと時でした。特に思い出を順番に語る中で何人かが私の名前を出してくれたのは望外の喜びでした。たとえその内容は決して妻子には聞かせたくないものであったとしても、です。
 三宅先生、本当にお疲れ様でした。世の中に一つの仕事を50年続けられる人がどのくらいいるでしょうか。しかも先生のように信念を持って、です。50年間変わらぬ信念を持って多くの人材を育成されてきたことに心から敬服いたします。
 私も50代半ばとなり、子どもは2人とも大学生です。これまでの非礼を許して頂けるならば、家族のこと・仕事のこと等お話できる機会があれば嬉しく思います。そしてOBの皆さんとも今後お付き合いができれば、と思っていますのでどうぞよろしくお願いします。
 選挙に出るわけじゃありません、念のため(笑)

(9期生 石川幸彦)

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