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第5回「芝好会」準優勝者の言葉

5回芝好会は最終的に3名の不都合が生じ、参加者8名と過去4回実施の中では一番少ない参加者でしたが、三宅先生のご友人3名の方に入っていただき、11名3組でラウンドしました。風は少し冷たかったものの、最高の晴天に恵まれ、気持ちよくプレーできました。個人的にも気持ちよく過ごすことができ、心の洗濯ができた1日でした。
 今回は、三宅先生の過去4回の開催実績の緻密な記録に基づき、一度も同じ組になったことがない卒業生同士でパーティーを組みました。そのため、通常は幹事同士が同じ組になることはないのですが、三宅先生、斉藤君という、両巨頭と同じ組でプレーすることになりました。
 2人は巨頭だけあって、「ネジリ」がきいたスイングで、ボールをグイグイ遠くに飛ばすため、私は必死に後ろを追いかけていくだけでしたが、それが功を奏してか、グロス102と、2010年春に腰を悪くして以来低調だった記録の中ではベストスコアで回ることができました。
 タラレバを語り出したらゴルフは身も蓋もなくなりますが、昼食後、インの出だし4ホールまではボギーペース、自分でも驚くばかりの絶好調で、アウトの結果からすれば、自己ベストはさほど難しくないのでは、と思いはじめたのが運の尽きでした。ゴルフをする人には誰にでも身に覚えのあることで、好調な時にスコアを計算し始めると落とし穴があるもので、ズッポリはまりました。
 5ホール目から、少しずつ何かが狂い始め、それが具体的になったのは、上がり3ホールに突入した直後の16番。ティーショットで「土をたたく」から始まり、グリーン手前のあごの高いバンカーに狙ったように打ち込むと、当然のように脱出までに3回砂を舞い上げ、8点。さらに、最終18番ホール。グリーン周辺に複数配置されているバンカーに、狙い澄ましたように再び打ち込んだのです。
 人間は同じ過ちを何度でも繰り返すということを身に沁みて実感。「ゴルフは哲学だ」などと、一人感じ入っている隙に、このホールもダブルパーの8点でした。
 振り返ると、2位となれたのは4つのショートコースを計1オーバーで回れたことと、兎にも角にも同じ組で回らせていただいた両巨頭のおかげかと感謝しております。次回は、是非、2人の「ネジリ」打法を盗み、優勝を勝ち取りたいと思います。

(今田健一) 

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