三宅学習塾OB会 > トップ > 会員からの寄稿 >私のバラ生活

私のバラ生活

がバラと出会ったのは3年前。本屋で立ち読みしていたある本がきっかけでした。何の気なしに手にした本でしたが、そこには真っ白なつるバラがたわわにアーチを描いて、太陽の光を浴びて光り輝き、一目見て私はそのつるバラの光景に心を奪われてしまったのです。もし私の庭にバラが咲いていたら、それはなんて素敵なことだろう! もしバラの咲く庭がすぐ手の届くところに実現できたなら…。その日から私の頭の中は、毎日白いバラ、赤いバラ、ピンクのバラと咲き続け、寝ても覚めてもバラのことを考え続ける生活が始まったのです。
 バラの教室を探して通い、バラ関連の本を読みまくり、各地のバラ園を見学。バラは奥深く歴史もあり、またその品種により枝の伸び方や花の咲き方が異なるため、剪定の方法や仕立て方も変わってきます。気になることはメモを取り、ファイルを作り、バラのことを勉強する日々でした。ある時は泊りで八ヶ岳のバラ合宿へ出かけました。日常を離れた一人行動。そして高速を車で走る解放感。現地では全国各地からバラ好きの仲間たちが集まり、マニアックなバラトークは夜中まで続きました。会社の社長さんから園芸家を目指す若い女性まで。それはまさに至福の時間でした。その時知り合った友達とは今も交流が続いていますが、その時の強烈な記憶は今も私の心を揺さぶって、バラへの思いを止めることができないでいます。
 バラは奇跡のように美しく花開き、見る人の心をとらえます。そして刹那に漂うその甘くさわやかな香り。朝起きるとまず庭へ…。咲いているバラに会いに行きます。今日も咲いてくれてありがとう。バラに話しかけながらひと回りします。元気のないバラの位置を変えてあげたり、傷んだ箇所を摘み取ってあげたり…。そんなことをしているうちに時間はあっという間に過ぎてしまうのです。日常の生活の中で起こるいろいろなことも、こうした時間の中に全てが溶け込んで、自分の心が浄化されていくのを感じます。私にとって、一日のうちでそんなとても大事な時間になったのです。
 そんなバラ色の日々を送る毎日…。そんな時です!もう一人バラの魔法にかかってしまった方を見つけてしまったのです。お話を伺ってみると、毎日太陽の陽の当たる場所へ時間によって鉢移動(バラは日照が命)、写真入りの自作ラベルをつくりファイリング、今やお手持ちのバラは30種類以上…。もうおわかりですね、そう三宅先生です!私は驚きと嬉しさで思わず、え〜っ!!と絶叫してしまいました。本当ですか、マジですか、うわぁ〜っというわけで、ここ何か月間か先生とバラ交流をさせていただいております。こんな形で共通の趣味のお話ができるとは…*(^^)*。この部分文字化けチェック
 先生は本当に実に美しく整然とバラを育てていらっしゃいます。鉢は一直線に並び、葉は病気のものは一枚もなく美しくみんなスクスクと育っています。バラが完全に開く前に切り取って室内へ、そしてまさに蕾から花開く間のバラの一番美しい時間を、香りとともにゆっくりとゆっくりと楽しまれています。毎日毎日見回り、声をかけ、お世話をされ、それは私たち多くの塾生を育ててこられたそのものの様でした。バラ好きがバラ好きを発見した喜びは計り知れず…どうか先生にかけられたバラの魔法がいつまでもいつまでも続きます様に…そう祈るばかりです。皆さんの中にも隠れバラファンはいません? ちょっと小耳にはさんだ情報では、S先生もバラのアーチをすでに購入済とか(笑)。

バラ好きの方、一緒にバラトーク∞お待ちしています。(頭の中はお花畑 ’64生まれ)

住 所
〒250-0034 小田原市板橋647番地 三宅学習塾OB会事務局
事務局への投稿などはこちらへ
三宅先生への連絡などはこちらへ