「芝好会」参加記
タイムスリップしました
小田原を離れてかれこれ20年(今年が結婚20年目なので間違いないと思います)。転勤で東京に引っ越して16年。先生はじめ塾関係者の方々とは随分久しぶりの再会となりました。
先生も計算するともう○○歳かあ、どんな風貌になっちゃったのかなあ、そもそも俺のこと覚えてるかなあとか思いながら、正直皆さんに会うまでは少々不安もありましたが、皆さんに暖かく迎えて頂きその緊張はなくなりました。誘ってくれた今ちゃん、ありがとう。
先生のマシンガントーク、連発ギャグ、危ないブラックな話は衰えることなく益々パワーアップしており、一気に中学校時代にタイムスリップ。懐かしい思い出が走馬灯のように蘇りました。
そんな不思議な感覚でゴルフしたので、前半は訳もわからず終わってしまいましたが、何とか後半持ち直してハンデにも恵まれ3位に入賞することができました。
これを機会に可能な限り次回以降も参加させて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
(S.K. ’64年生まれ) ゴルフコンペに参加して
今回、震災以降3年ぶりに芝好会ゴルフコンペに参加させて頂き、思うことを記してみたいと思います。
私が今でもMPSの行事に参加させて頂いているのは、今回の芝好会のゴルフとお正月のOB会の2つになります。卒業してもこうした繋がりを続けられる場があることを非常に嬉しく、またありがたく思います。
縁あってMPSのスタッフとして関わることになったのが今から30年前です。当時のことを皆様もご記憶のことと思いますが、授業以外にも多くの年間行事が催されておりました。春のソフトボール大会、夏のキャンプ、秋のハーフマラソン、
冬のクイズバス旅行、こうした行事を通じて様々な年代・地域の生徒・スタッフと交流をもてる機会を得ることができました。思い返せば貴重な機会を提供されていたのだなと、「芝好会」参加を機に改めて深く感じております。
今回一緒にラウンドさせて頂いた早川のA君は、生徒として接した印象よりもキャンプで同じ班で活動した印象が強く残っています。そんな彼とのラウンド中、自分はもう40歳になっちゃいましたよ〜と言われ、俺ももうすぐ50でヨレヨレだよと返すと
そのキャンプで一緒だったA君の同級生のF君は大病で療養をしているとのことでした。お互いに支障なくゴルフができることがどんなに幸せなことかと思いいたるのでありました。
そんなI君もゴルフに参加していなければ接する機会がなく、彼以外にもにもコンペにくればお顔を拝見できる方々が大勢いらっしゃいます。
正月のOB会だけでは味わえない楽しみをもてるのが、この芝好会になっております。
私事ですが、釣りという趣味を介して今でも年1回交流させて頂いている年代を越えたMPSの方々もいらっしゃいます。こうした様々な繋がりを今でも続けられているのは、何より当時の三宅先生や行事に関わったスタッフの熱い思いの賜物だと感じております。
震災では1万8千余人の尊い命が失われ、それに関わる多数の繋がりが失われました。前日まで休みを利用して東北を訪れていましたが、いまだに仮設住宅に住まわざるを得ない多くの方々、処理されないで山積みとなったままの瓦礫、商店街に打ち上げられたままの漁船、荒涼として生命の息吹を感じられない松林等、繋がりは以前途切れたままです。
繋がっていられる幸せを感じ、そんな機会を新たに提供できることができないかなと思いつつ、何もできないまま日常に流されるままの私です。全く進歩がみられません。ごめんなさい。
(A.T. ’64年生まれ)
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