平成４半世紀のTOP10

今年の初仕事は５日だった。７日には門松飾りも外されて「松の内」も終わり、「今年も始まったか。あと２〜３年、もう少し仕事頑張るか」と、錆びついてぼろぼろになってしまったゼンマイ（薇発条…ぜんまいばね）を巻き直し、「今年も脳と身体が正常に動いてくれるよう」健康の神（体内センサー）に願って、いつもと変わりなく今年も始まった。
　そんな11日の朝。日課である朝刊にざっと目を通していると、毎土曜日の特別版として配られている「be」の「beランキング」に目が停まった。このコーナーは時々、とは言っても数回に１回くらいであるが、面白い記事が載っていることがある。
　今回は左翼系新聞と噂される朝日新聞が「平成」という元号を用いて「平成四半世紀の重大ニュース」というアンケート調査をしたランキングであった。元号廃止論者である私は日常、今年が平成○○年であることを別段意識することもなく生活しているので、1989年の１月７日に昭和のお天ちゃんがお亡くなりあそばせ、早いもので今年の１月6日で平成が25年過ぎ去ったことなど全く意識になく、この記事を読んで初めて知った具合である。
　改めて考えてみると、この25年は激動波瀾の四半世紀であった。65年生きてきて、確かにそう思う。日本が、世界がどんな方向に動いているのか、立ち止まって少し考えてみるのにいい機会になると思った。そこで「パクリの三宅」としては、この趣向（企画）に便乗しない手はない。ちょうど２月以降のHPの記事を考えていた最中でもあったので、MPS卒業生の中でも識者と自他ともに認める数名に早速Mailを送った。するとさすが鍛えられた卒業生。TOP10を選び、その理由まで添えて原稿を送り返してきてくれた。彼らが時代に流されることなく、自分を見つめ、人間を観察し、時代を憂いていることを知りとても嬉しくなった。同時に、立派な卒業生に邂逅し、輩出できたことを心より感謝した。
　彼らのselect した重大ニュースを「私のTOP10」と題し、今月更新から「会員からの寄稿」コーナーに数回にわたって連載する。そしてその一方で、「グリーン放言」で私のTOP10を何回かに分けて併載し、返信してくれた全員のランキングをまとめたMPSとしての「総合TOP10ランキング」を最終回に掲載する予定でいる。

　下記のRanking 写真は、参考までに朝日新聞に掲載されたものです。あなたにとっての平成四半世紀の「TOP10」がありましたら、三宅宛までお送りください。平成四半世紀TOP10の箇条書きだけで、理由添えがなくても構いません。あなたの１票もMPSの「総合TOP10ランキング」に加えます。
　これを書きながら、昔「MPS報」でも「ランキング」の記事をよく載せていたことを思い出しました。当番制でスタッフに「MPS報」を作らせていたのですが、担当スタッフに企画力、文章力が不足していると（?）、生徒に協力してもらってランキングの記事を作っていたのでしょうか。確かに暫くこの記事で、私もHPの更新が楽になりそうな気がしています…!?（笑）