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北海道のゴルフ場 その7

ルフプレーが終わってホテルに帰る途中、何度か美しい夕焼けに出会ったことがある。美しい夕焼けを見るには、いくつかの偶然に恵まれる必要がある。私の行動の中にプレー後に夕焼けを見るという予定は組み入れられていない。その日の日没時間など勿論調べていないし、また調べておいたにしても、プレーに夢中になっている間に、そんなことは忘れてしまう。プレーが終わってそのまま帰るにしても、どこかに立ち寄って帰るにしても、日没時間直後がちょうど上手い具合に運転している時間帯でなくてはならない。しかも、西の空に雲がないか、薄い雲が多少あるという条件が必要になる。
 余談であるが、美瑛でゴルフをした時、プレー後にラベンダーを見に行ったことがある。その帰り際、富良野盆地の西の空は薄いピンク色の夕焼けになっていた。その時、ラベンダー畑のおばちゃんから、富良野盆地の空一面がオレンジ色かかった濃いピンク色に染まるときが年に一度くらいあるという話を聞いた。「私も見てみたいですね」というと、「そのような夕焼けがどんな気象条件の時に表れるということは、自分にもわからないのよ」と言っていた。快晴だから現れるというものでもないらしい。大気の透明度や水分の量も関係しているのかもしれない。
 夕焼けは突然現れる。気付くと西の空が茜色になっている。もっと素晴らしい色になるのかと思い、車を路肩に止めて待っていてもfade out してしまう場合も多い。しかし、本州では滅多に見られない夕焼け、雲海、朝もや、紅葉、星空などの自然の美を幾度となく見られたことは幸せである。下の写真の「夕焼け」はトンデンファームの帰りに見た石狩平野の夕日である。今回の北海道では、久々にくっきりした大きな虹も見た。これも偶然の産物である。



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