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北海道のゴルフ場 その6

海道には約200のゴルフ場があると言われている。その3/5にあたる120は石狩(支庁所在地・札幌)、後志(小樽)、空知(岩見沢)、胆振(室蘭)地方にある。それらの地域のほとんどのところには、北海道の空の玄関口である新千歳空港から、高速道を使えば1時間以内で行ける。
 意外と知られていないことであるが、札幌の人口は190万人で日本第5位の大都市である。神戸市、京都市より大きく、東京より北では一番大きな都市である。その上、年間来札観光客数は1500万人を超える。これだけの消費経済基盤をもつ札幌都市圏には、必然的にバブル期に多くのゴルフ場が造られた。しかも広大な土地と豊かな自然があり、素晴らしいゴルフ場が多い。毎年、小樽カントリー、札幌ゴルフ輪厚コース、ザ・ノースカントリーでは男子プロの試合が行なわれている。今年の日本一のプロゴルファーを決める日本プロ選手権は恵庭カントリーで行なわれた。
 恵庭カントリーもその一つであるが、北海道には芝生が緑の絨毯を敷きつめたようにフワフワしたコースが多くある。7〜80mの幅の芝生の道が約6Km(18ホール)続くと想像してもらえればいい。造成をあまりしていない、見晴らしのよい緩やか丘陵コースは、プレイをしないでピクニックだけでも十分楽しめる。森にはエゾマツ、トドマツ、シラカンバ(白樺)、ウダイカンバ、ミズナラ、ブナ、カツラ、ハルニレなど(知っている樹木を少しあげてみたが)、森の木々は春には新緑、秋には紅葉にと彩りを変える。森を過ぎ、見晴らしのいい場所に出ると、近郷の田園風景を見下ろし、遠くに…時に目の前に北海道の名山が飛び込んでくる。
 そんな北海道のゴルフコースが好きで、40歳頃から30ほどのコースを回った。好きなコースは10回以上ラウンドしているので、延べラウンド数はわからない。今は北海道でプレイすることを楽しみの一つにしているが、体内管理システムの命ずるままに生きている私なので、北海道ゴルフの旅をこの先いつまで続けるのかは自分にもわからない。




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