お針子講座 7 (お出かけバッグ編)

 さて、陽気もよくなってきたことだし、お出かけも増えそうな気配の今日この頃。
 前回、木で箱を作ったのはよかったが、重くて持ち運びに不便だったことを反省し、今度は布でお出かけ用のかばんを作ることにした。

 いつものごとく、簡単な設計図(とはいっても、写真のように大変いいかげんであるが)を書き、大きさを測って作る。
 うちで一番大きいのは、ロング足の鏡夜なので、その大きさをもとにする。
 形を筒型にするため、側面の円形のみ型紙を作った。久しぶりに円周率を使った計算した。

 はい、できあがり。(途中経過がまったくない…。すまん。)
 素材はデニムとキルティング地。デニムはかたくて縫いにくいので、もち手の裏はテープにして、なるべくデニム地が重ならないようにしている。

 なんとなくそのままだと不安なので、箱の中にあったお布団をしいてみた。
 ごっついファスナーしか家になかったので、裏地のキルティングでファスナー部分をカバーできるように作って、ファスナーが直接あたらないようにしてある。
 しかし、出し入れする時に、ファスナーで顔とか傷がついたら嫌だなぁ…。このままでは絶対傷とか作りそうだ。

 というわけで、顔を覆うものをキルティング地で作ってみた。形は袋型だが、片方は上のほうを少しだけ縫って、顔を出し入れしやすいようにしてみた。

 そのままバッグにつっこんでみたところ。
 これなら多少乱暴に出し入れしても、顔に傷を作ることはないはず…。

 お布団二枚ではさんでファスナーを閉めるとこんな感じになる。
 まあ、そのあたりをうろつくぐらいなら、お布団一枚で大丈夫でしょう。
 手で持っても、肩にかけてもOK。一応、長さも調節できるようにしておいた。

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