子供たちとたっぷり過ごせたような、
全然過ごせてないような・・・。

少しずつ、子供たちの親離れが進んで
いるな、というのを感じる。
うれしいような、寂しいような
ちょっと複雑な心境。

たとえば、末っ子は、夜中に
必ず私の布団に入ってきていた。
この前の春の集いのときも、最初は自分の
ベッドで寝ていたのに、夜中に
「お母さん、一緒に寝よう」ともぐりこんで
来た。

が、そんな末っ子がつい先日、一晩中、自分の布団で
ぐっすり眠った。

今までは、早朝起き出して仕事をしようと思って
いるときに、子供が横にいておきだそうにも
おき出せないこともあった。そのときには、
あぁ、早く一人で一晩眠れるようになって
くれたらな、と思ったものだが、今になると
そんな思いこそが子育ての楽しいとき。

そうそう、今日、日中その末っ子が
動物あてごっこをしよう、といってきた。
これは、３年前、私が退院して間もないころ、
ほとんど動けない私と遊びたがった末っ子ちゃんが
自分で作った遊びである。

いわゆるジェスチャーゲームで、動物の動きを
まねして、その動物をあてる、というもの。

３年前は、すぐに動物ネタがなくなって、
ゴジラだのウルトラマンだののまねをしていた。
ところが、今日はマントヒヒ、ゴリラ
など、細かい動きで違いを表していた。

いろいろな図鑑を見て、動物を覚えたのだな、
と頼もしくもかわいく思った。

さぁ、明後日から新学期。
たった数日の休みなのに、学年があがる、というだけで
子供たちも妙に大人びて見える。