妻が入院時に付けていた日記が発見されました(笑)参考にしてください。
なお、入院中は毎日尿検査をしましたが、異常はありませんでした。    

9月13日(木)
 授業参観日のため、会社を1日休む。
 娘は体育もしっかりやり帰宅。日曜日からお腹が痛いと言っていたが、火曜日頃から膝から下の部分に発疹があったので帰宅後行きつけのT小児科へ。
 火曜日にも通院しているが、その時は風邪から来る腹痛との診断だった。今度は発疹も出たのでもう一度来てみたのだが、ナント「アレルギー性(血管性)紫斑病」と診断され、即入院とのこと。「え〜! っとびっくり。本人も元気なのに・・・

9月14日(金)
 入院2日目。まだ何かウソのようだ。足の発疹もだんだん少なくなり、本人もいたって元気。
 急に小児科病棟から婦人科病棟へ部屋移動。前は2人部屋だったのに、今度は4人部屋。

9月15日(土)
 今日は町の十五夜祭り。娘の食欲がちょっとなくなってきた。やはり病院食は美味しくなさそう。足はきれいになってきた。たまにお腹が痛いと言うけどすぐに治る様子。

9月16日(日)
 今日も食欲があまりない。足はきれいになって発疹が出ていたとは思えない。夜はパパと交代。

9月17日(月)
 今日もパパと一緒。私は会社。夜、交代するために行ってみると、食欲もなく吐いてしまう。そして腹痛を訴える。浣腸をされてトイレで痛い痛いと・・・。でも出たらスッキリしたらしくその後痛いとは言わなくなったが、精神的にも相当まいっている様子で、元気が無い。
 お腹が痛いときの唯一の治療法は、ビニール袋にいれたタオルをレンジで温めたものをお腹に当てること。温めると少しは痛みが和らぐようだ。

9月18日(火)
 朝、実家の母に交代してもらい、会社へ。しかし、お昼休みに母から電話があり、やっぱり親でないと不安らしいとのこと。
 午後から休暇をもらい病院へ。娘はほとんど飲まず食わずとなる。しきりにお腹が痛いと訴える。まったく元気が無くテレビをボーっと見ている感じ。でも、付添が私に変わったら少し元気が出たと、同室の患者さんから言われた。

9月19日(水)
 今日も元気・食欲とも全く無い。言葉も少ない。でも薬も何も出ない。お腹が痛いというが、昨日より軽い様子。あまり飲まず食わずが続くため、体力の低下が心配になる(1日にスポーツドリンク10cc程度)。トイレも1日に1〜2回しか行かないので腎臓の状態も心配になる。先生に相談すると、「入るものが少ないから、出るものも少ないのでしょう」と言われるが、不安はぬぐえない。
 夕方、先生に再度お願いしてようやく点滴をしてもらう。でも針がなかなか入らないようで、痛さのあまり泣きだしてしまい、ナースステーションのカーテンの向こうで「もうイヤだ〜!」と泣き叫んでいる。
 ちょっと可哀想になり「この子は点滴で泣くような子ではないんです!」と、看護婦に対して怒ってしまう。(そうしたら「お母さんは部屋に戻っていて下さい!」と逆に怒られてしまった)
 ナースステーションで娘の泣き声が響いている・・・(可哀想で私も泣きそうになってしまった)。
 病室へ戻ってから少し経ったら、ちょっと元気が出てきた。ホッ。
(注:点滴はブドウ糖中心のもの)

9月20日(木)
 点滴はしたまま。でも元気が出てきて、顔も明るくなった。今日で入院1週間。小学校の担任のS先生がお見舞いに来てくれた。食欲が出たのが嬉しく、リクエストで揚げパンを食べさせていたら、先生に「食物などのアレルギー検査の結果がまだ出ていないので、病院から出るもの以外は食べさせないで。」と言われる。
 足も痛くなり、歩けないのでトイレなどの移動はおんぶとなる。
 夜になってまたお腹が痛いと言いだし、痛み止めの注射をすることに。しかし看護婦が注射をしよううとしたら激しく抵抗したため、結局できなかった。
 また発疹も出てきた。ストレスも溜まっているようなので、先生に「婦人病棟で、周りに子供もいないことも原因かもしれません。」と相談してみる。

9月21日(金)
 昨日よりは元気になる。食欲も出てきたので点滴をはずしても良いと言われるが、本人はもっともっと元気になりたいからと、点滴を外したがらない。(なんともいじらしい)
 でも後になってやっぱり外したいというが、注射針を入れるときに懲りているらしく、自分が寝ている間に外して欲しいと言う。
 看護婦さんにその旨を伝え、寝ているとき(夜中)に取ってもらった。途中目が覚めてイヤだと泣いたが、再度挑戦して成功!

9月22日(土)
 元気になったのにまた食欲がなくなり、腹痛が出てきた。昼食・夕食時に吐いてしまう。アレルギーの検査結果が出た。食べ物を中心に30項目くらい調べた結果、アレルギー反応は出なかった。

9月23日(日)
 部屋が再び小児科病棟へ移動。同室の子は1つ下の女の子。やっと明るくなった。

9月24日(月)
 今日は祝日。3連休であるが、外は本当に良い秋晴れとなった。同部屋のSちゃんと仲良しになる。
 Sちゃんは夜の当番はパパの役目。うちも今日はパパの泊まり。発疹はだんだん良くなってきている。

9月25日(火)
 私は会社へ。夕方泊まりの準備をして病院に行くと、ナント明日退院とのこと! でも発疹の状態は決して良くなったとはいえず(むしろ入院初期の方が程度は良かった)、こんな状態で本当に退院しても大丈夫なのかと思う。でも、入院生活に親子共々疲れていたので、ヤッタ〜っという感じ!!

 9月26日(水)
 午前退院。先生からは金曜日に通院して、何ともなければフリーにしましょうと言われる。今日は小学校の遠足の日。連れていってやりたいと思うが、大事を取って自宅で静養することに。帰る途中、「何か食べたい?」と聞いたら即座に「ラーメン!」と言うので、ラーメン屋へ寄ったら、1杯ペロリと食べてしまった。


(父・追記) 
 入院中、食事が全く食べられないという記述が何度も出てくるが、これほど 病院の食事がお粗末とは思わなかった。
 夕食の時間こそ、午後6時ということで以前に比べれば改善はされている。
 しかし、味に文句を付ける気はないが、例えばお腹が痛い、2〜3日食事をしていない場合、家庭なら消化の良いお粥とか、柔らかいものを出すのが当たり前。
 たとえ患者の状態に会った食事を出したくて、も調理時間や勤務状況などで臨機応変に対応できないのが実態であることは承知しているので、文句は言わなかったが、もう少し改善できないものか・・・。

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