コウノトリと共生する水田づくり *河谷営農組合*
水稲育苗(平成18年)  その2
播種作業
種子の浸種終了       平成18年4月21日(曇り)    旧暦 3月24日 

 平成18年3月25日、谷川の清流に浸種
 して27日が経過。平均水温が約7.5℃で
 積算温度約200℃となった。

 
 
←浸種から引き上げた種子の様子
 
 
 

種子の水切り乾燥        平成18年4月22日(曇り時々晴れ)     
  
  浸種引き上げ後1夜、17時間経過した種籾の様子(品種:酒米五百万石)
  
ムシロに種籾を広げたところ、多数のイトミミズが種籾の中に住み着いていた。
  農薬による消毒をしていない故かと納得。
   1.5倍程度の拡大写真

有機肥料入り培土
 品  名:有機肥料入りグリーンソイル
 製造者:出雲グリーンエポック株式会社
 肥料成分:N=1.2g、P=1.4g、K=0.8g(1箱当たり)  1箱:グリーンソイル約4.3kg使用


 培土を苗箱に入れて4〜5日経過したものはほぼ全面にカビが発生している。
 有機肥料を使用している為、やむを得ないようだ。
 苗の生育に悪い影響はないようだが、カビが水をはじき透水が悪いので、播種した種籾が
 苗箱の中で流される問題がある。表面を掃いて問題をクリアした。
 来年は播種直前に培土を入れることにしたい。

                     ↓播種直前の培土の様子 白いカビが発生している。

播種作業         平成18年4月22日(曇り時々晴れ)     旧暦 3月24日

  播種機のライン。  ベルトコンベア上に、潅水装置、播種機、覆土機がセットされている。 


播 種

  播種量:65gに設定     5箱の確認結果: 64g、66g、67g、64g、65g 平均65.2g

  播種直後の様子。この直後に覆土機がセットしてあり、箱の上面まで有機肥料入り培土で覆土される。
  覆土を終わった苗箱はパレット上に積み重ね、常温の室内で発芽を待つ。
  芽が覆土を飛び出したら水田の苗代に展開する。その間2〜3日を見込んでいる。