◆ ◇ 登 場 す る 主 な 神 ◇ ◆
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スサノオノミコト(須佐之男命)の子孫で、出雲の国(いずも=現在の島根県東部)の英雄。出雲大社に祀られている。
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八上比売。因幡の国(いなば=現在の鳥取県東部)の八上の地のお姫さま。
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シロウサギ
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わたしが、有名なイナバの白ウサギです。イナバウワー!??
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第1章 系譜(けいふ)
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、クシナダヒメと結婚してお生みになった子が、ヤシマジヌミノカミ(八島士奴美神)です。そのヤシマジヌミノカミが、オオヤマツミノカミ(大山津見神)の娘のコノハナチルヒメ(木花知流比売)を妻としてお生みになった子が、フワノモジクヌスヌノカミといい、その四代後の子孫が、オオクニヌシノミコト(大国主命)です。
オオクニヌシは、出雲の国(いずものくに=ヤマトの国と争っていた)の英雄です。オオクニヌシは、他に四つの別名を持っていて、オオナムチノカミ(大穴牟遅神)・アシハラシコオノカミ(葦原色許男神)・ヤチホコノカミ(八千矛神)・ウツシクニノタマノカミ(宇都志国玉神)と申します。
さて、このオオクニヌシには、たくさんの兄弟の神がいましたが、すべての神さまが身を引いて、オオクニヌシにこの出雲の国の支配を任せました。その理由は、次のようなことがあったからです。
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