掬水作 盛上駒 松浦春亭書 御蔵島黄楊

松浦春亭・本名 兼吉。酒田の人で、書を能くした。竹内淇洲の祖父・竹裡は酒田から江戸駒に負けない駒を作ることを思い、地元の三人の書家に駒字を書かせている。山口半峯、市原谷邨、松浦春亭である。結局これらは竹裡の得心行くところとならず、若き淇洲が字を書きその駒は関根名人出世の駒といわれることとなる。世に出ることがなかった三人の駒を私は承諾と資料を得て、その面白さを現代の人にこそ味わって頂きたいと作っている。
平成18年作

掬水10

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