南海紀行(徳之島〜沖永良部〜与論)
1日目
羽田空港〜鹿児島空港(溝辺町)〜徳之島空港(天城町)〜亀津(徳之島町)
スタートからやってしまいました。いきなりの寝坊です。朝5時に起きるはずが気付いたら5時40分。
こんな日に2度寝をするとは…。
慌てて荷物を持って家を出る私。
…とスタートから躓いた私でしたが、全力疾走、急いだお陰で余裕で空港に到着。
まずは中継地点、鹿児島空港(7時20分発スカイマーク便)へ。
鹿児島空港で少し時間があったので、空港内や空港まわりを少し撮ってまわる。
本日の鹿児島の天気は曇り。気温は23℃です。
空港では足湯の名称募集なんてやってました。近いうちに足湯場ができるのでしょうか。
そうこうしているうちにいい時間。
最初の目的地、徳之島空港(10時45分発JAL便)へ出発です。
徳之島には12時過ぎに到着。数日前から心配された天気もまったく雨の雰囲気を感じさせない好天気。
多分気温のほうも25度くらいはあったはず。
奄美の80%も徳之島に来てしまえばこんなもんかと思いつつ、早速、空港から天城の中心街へ。
▲徳之島空港(滑走路より) |
▲天城町役場遠景 |
天城町役場や天城町の中心街(と思しき)平土野付近で少々時間を潰しつつ、レンタルサイクル屋さんで自転車を1台借りる。
車にしようか直前まで迷っていたけど、結局は運動がてらということで自転車を選択することに。
徳之島2daysの初日は天城町平土野から県道を北上、徳之島の北半分を通って、宿泊予定地の徳之島町亀津を目指すことにした。
▲平土野(国道沿い) |
▲平土野港 |
徳之島の北半分はマラソンコースとして整備されている。
なるほど、「サンセットリゾート」横の道路には高橋尚子の金メダルを記念して作られた「尚子ロード記念碑」なんてのもありました。
そうこうしているうちに、1時間ほどで「ムシロ瀬」に到着。
巨大な花崗岩が連なる海岸線がムシロを敷き詰めているようになっているため、このように呼ばれるらしい。波や風によって削られた結果がこの景観なのでしょうか。
▲尚子ロード |
▲ムシロ瀬 |
15時ごろ。ムシロ瀬を通過して少しすると徳之島町に突入。徳之島町の中でもかつては東天城と呼ばれていた部分だ。
左手には海岸線を、右手には天城山を見ながらひたすら県道を直進。
島の北東部には樹齢400年とも言われる金見崎ソテツトンネルがありました。
そのまま直進を続けると、やがて大字山(さん)へと差し掛かります。
その名のとおり、「山」からその先の畦に掛けては、長い「心臓破りの坂」とも呼べそうな坂道が続きます。
ここ「山」はかつて東天城村の役場のあった場所(後に花徳に移転)ですが、今やその面影も余り感じられません。
旧亀津町と旧東天城村の合併で1958年(昭和33年)4月に誕生した徳之島町では、旧東天城村側の過疎化が著しい。
町議会でも同地区の活性化対策が毎回のように取り上げられており、「昭和の合併によって東天城村側がすたれた」と漏らす住民も多い。否決の背景には、「昭和の大合併」で受けた傷跡が与えた影響も少なからずあるようだ。
(2003/12/20 南海日日新聞より引用)
やはり、天城町から徳之島町への主要道路は天城と花徳を結ぶ県道なのでしょう。
花徳までの東天城は、比較的小規模な集落が断続的に続いていくといった印象。
車の通りも然程多くない試練の坂を上りきったのは16時ごろでした。
この先20キロ弱。まだ道程半分ちょっとしか進んでいないのね。
しかしこの先は井之川〜諸田(神之嶺)の坂を除けば比較的緩やかな起伏ということで、夕方には徳之島町の中心街へ。
▲亀徳新港 |
▲亀津(ワイド通り) |
港町亀徳と中心地亀津は亀津の発展のためであろうか、一つの街並みと化していました。
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