奄美紀行(奄美大島〜喜界)
4日目
瀬戸内町〜住用村〜名瀬市
4日目になりました。
旅も半分が過ぎました。
つまりは休みも半分が経過したというわけです。
もう少ししたら仕事に復帰しなければならない。
そんな憂鬱な気分が胃の奥からこみ上げてくるようです。
今日の第一の目的地は、道の駅奄美住用。
カヌーに乗ってマングローブの森へと繰り出すのです。
ニュースによると、そうやら今日は午後から雨が降るらしい。
そんな予報を受けて足早にホテルをあとにします。
…でも早すぎました。
道の駅奄美住用の開園が9時30分。まだ1時間は時間があります。
そういったわけで、急遽、「トビラ島」という無人島をのほうへ行くことにしました。
この島には、喜界島から流れてきたという伝説があるんだそうです。
そういわれてみると、何か神々しい感じもしてきました。
この島は絶好の釣りやシュノーケリングのポイントらしく、
また奄美では珍しくハブが生息していないところなんだそうです。
トビラ島を遠めに拝んで、元来た道を戻り住用村役場へ。
▲トビラ島 |
▲道の駅奄美大島住用 |
役場まわりをいくらか写したりしているうちに、いいくらいの時間になったので、道の駅奄美大島住用へ。
目的のカヌー乗り場へと行きます。
ここ住用村のマングローブ原生林は、住用川と役勝川の合流するデルタ地帯にあり、
面積はおよそ71万平方キロ、これは西表島に次ぐ日本第2位の広さなんだそうです。
▲カヌー乗り場 |
▲マングローブ原生林 |
カヌーは実に楽しかった。
秋でも20度近くある奄美でも、涼しくてとてもいい感じ。
オヒルギ・メヒルギの生える沼地には、鹿児島の県鳥のルリカケスなんかもいました。
潮の干満に拠ってコースも変わり、見られる景色も変わるんだそうで。
私が行ったときは、どちらかというと干潮に近い時間だったらしいのですが、
満潮時にしか行けないようなところもあるらしいです。
また奄美に行く機会があったら、漕いでみたいなと思ったのでした。
▲マングローブ原生林 |
▲展望台眺望1 |
カヌーのあとは、展望台に上ってマングローブの森の眺望を改めて満喫。
そのあと、暫く敷地内を歩いた後、レストランでカレーを食べて道の駅を後にしました。
▲展望台眺望2 |
▲三方村の痕跡 |
国道に戻り、時々国道を外れて旧道を走ったりしながら、名瀬に向かいます。
名瀬市街への移動途中、まだ時間に余裕があったことと、まだ雨も降っていなかったこともあり、ちょっと寄り道。
名瀬市小湊へ。
小湊は、名瀬市南西部の比較的大きな集落。
かつて名瀬市になる前は、三方村だったところで、その当時を思わせるものがないかなと思ったわけです。
町内には、写真のような石碑がありました。「三方村立第二中学校」。来た甲斐がありました。
▲復帰記念碑 |
▲おがみ山公園眺望 |
雨が降り出したので、小湊を後にして奄美市街へ。
奄美市街に着いてもまだ時間があったので、鹿児島県立図書館の奄美分室へちょっと調べものをしに。
…やはり、三方村の役場は三方村内ではなく名瀬にあったようです。
その後、土砂降りのような雨の中をおがみ山へ。
復帰記念碑と山頂からの名瀬市の眺望を見てきました。
大雨だったこともあり、視界は余りよろしくありませんでしたが…。
明日はいよいよ喜界に行きます!
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