奄美紀行(奄美大島〜喜界)
1日目
羽田空港〜奄美空港(笠利町)〜龍郷町〜名瀬市
東京は少しずつ肌寒くなりつつある10月下旬。
重い荷物を抱えながら半袖姿で朝の街を闊歩する私。
いいんだよ、もう何時間か経てばこれで十分なんだから。
今回の旅の目的はもちろん普通の観光というのもあるのですが、そのほかに、
・合併前の名瀬市、笠利町、宇検村の姿を目に焼き付ける
・昭和の大合併で瀬戸内町となった旧西方村、旧実久村、旧鎮西村を見る
・都道府県市区町村の企画、
「地名コレクション」の場所に実際に行ってみる
というのがありました。
羽田から朝9時前の直行便で奄美の地に下り立ちました。
うん、10月でも平均気温は20度ということで、十分に暖かい。
天気は午後から雨が降るという予報が出ていたので、少し急ぎ気味のスタート。
今日は時計の反対まわりに空港から名瀬市を目指します。
空港前で車を借り、右も左も余り分からぬまましばらく走らせていくと、やがて「あやまる岬」の標識が。
「あやまる」とはその地形が「あや織りの毬」に似ていることからそう呼ばれているのだとか。
因みに、私、あやまる岬でかなり迷いました。
私があやまる岬について探していたのが、下の写真にある立て札とモニュメントだったんですが、これがなかなか見付からない。
間違いなく、あやまる岬のはずなんだけど…と探し回ること20分程度、
今はもう営業をやめてしまった「国民宿舎 奄美あやまる荘」の先にようやく発見。
ちょっと先が思いやられる展開。
▲あやまる岬 |
▲あやまる岬のモニュメント |
あやまる岬を後にし、しばし北上することに。
用岬へ向かう途中で「夢をかなえるカメさん」に遭遇。
このときは、「何じゃこりゃ」というような感じだったんですが、帰って調べてみると、どうやら浦島伝説に由来するモニュメントなんだとか。
ふーん。確かにカメが入るって話は聞いたことがあったけど、笠利にも浦島伝説があったとはね。
さて、笠利町の北部をぐるりとまわって、役場のほうへ。その途中では立神っぽいのにも遭遇。
まぁ、あくまでこれが立神なのかな?程度のことなんですが…。
そうこうしているうちに、笠利町役場のほうへ。
役場前は道も狭くて車をどこに止めようかと役場前を一往復してみたりして。
▲夢をかなえるカメさん |
▲赤木名 |
赤木名を過ぎ、少しすると国道58号に合流。さらに進むと、やがて龍郷町に入ります。
龍郷町役場に立ち寄り、そのまま国道を外れて北上します。
少し進むと見えてきたのが、西郷隆盛の謫居跡。このあたりからポツリポツリと雨が降り始めました。
本当はここにくるまでに西郷松があったはずだったんだけど、雨が気になって見落としてしまいました。
これは5日目に見ることに。
▲西郷隆盛流謫 |
▲名瀬港 |
途中でまたもや立神っぽいものを撮影し、名瀬市へと向かいます。
この辺から雨がだんだんと強くなってきます。滝のような雨とはまさにこのことでしょうか。
前が見えないくらいの強い雨の中、何とか名瀬市外へ。しかしここで想定外の出来事が。
名瀬市で迷う…。
いやいや、こんなはずじゃなかったんだけどね。
強い雨の中、名瀬市街地をぐるぐる走りまわること30分近く、ようやくホテルに到着。
名瀬市の道は複雑でした。
ホテルに着いてしばらくすると、雨も少し止んできたので、市街を歩くことに。
名瀬市役所や名瀬市の銀座通りを探索するのでした。
そんなこんなで、翌日へ…
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