old shack
1977.1.20.EME局新設検査。中は狭いので検査官殿には耕運機の上で書類検査をお願いする。
アンテナは実用にはまだほど遠い状態。北に聳えるのは鹿屋のシンボル高隈連山御岳1182m。
さしあたりこのような形で強風を避けることとしたのですが・・・。
1979年夏システムが実用になった頃には、風に傷めつけられてこの始末。 二代目デイッシュを作るまでの30局ほどにはこの写真を送りつけたので キット度肝を抜かれたことと思います。DL9KRのQSLにはwonderfull antenna!とある?
でも、このアンテナで、1980.4.20. コンテスト中に YV5ZZ, ZL3AAD とランダムQSOに成功、 本格的運用後1年3ヶ月の#21で 432 EME WAC を取得できたのは神様ご先祖様の思し召し、 心から感謝、感激、あめあられ。
ポーラーマウントの様子。詳しくはCQ出版社EMEハンドブックをどうぞ。背面の大型分度器に 約10分毎2.45度相当の切り込みがあり、QSOの合間に手書き追尾データーに従って外に出て 切り替えていた。おかげで途中で眠り込んでしまう暇はなかった。このあと、リモコン化した。
二代目デイッシュ
1980年10月、来年の転勤を約束させられてから、 溜まっていた年休を10日ほど取ってデイッシュを作り替える。
デイッシュの骨はすべてビニールハウス用の部材。クロス部は独特のクリップ止めをそのまま利用。
1981.5.10.を最後に 432 EME WAC 取得を良し として仕事に専念するためQRT。#47
432EMEカムバック大作戦
1991年初夏、EMEを再開する前の施設。
10年の間に種から芽を出したタブの木がこんなに大きくなり、 デイッシュは蔦葛の寝床になっていました。
トトロの遊び場になっていたデイッシュの裏側
まさしくトトロの棲み家のような無線小屋。
ジャングルを切り開いてヤット日の目を見たアンテナ。 ステンレスの鏡面以外は錆だらけ。
トトロにも出ていってもらってヤット無線小屋らしく?なる。 同軸は送信用15D4AF。
1991.8.30.福岡に避難していた無線機類も並べ終えて、 432EMEにカムバック、福岡からの出張運用がしばらくつづく。 1993.9.3.台風でデイッシュが壊れるまで#132を稼ぐ。 1997年春コンテナ購入までの6年間この1坪シャックに仮泊した。 この間、蜘蛛の嫌いな私は鹿児島弁で”ヤッデコッ”(八本手の蜘蛛)と 呼ばれているデカイ蜘蛛がリグの間から目玉を光らせる恐怖におののいた。
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