キリウジガガンポ

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 双翅目 ガガンポ科 成虫は大型の蚊のように見えるがハエの仲間。ランの植物自体には直接害を加えないが、水苔の表層を幼虫が食害し早期に分解させるため、通気性がそこなわれる。稲の根を食べる害虫として知られる。主に春と秋に発生し、水苔で植え替えたばかりの鉢で、特にプラ鉢など乾きの悪い状態が続くと発生しやすい。

 


水苔を食害された後、粒状の糞が沢山あり、水苔の房の部分が食べられ茎しか残っていない。


幼虫、ハエの仲間なのでウジ虫のよう。

蛹にも見える?


← たぶん成虫、時期により大きさが違うような気がする?

鉢などに止まり産卵の仕草をしている。

 対策と防除方法
@ 表層部を清浄して、ダイアジノン微粒剤などを少量散布する。
A 親は非常にゆっくり飛ぶので見つけ次第、捕殺する。

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