カタツムリは多湿を好み、温室内では1年中活動する、昼間や乾燥するとカラの入り口に皮膜を張り休み、夜間や曇りの日に活動する。鉢の周りに着いたコケなどを食べるが、蘭の蕾、花、新芽、新しい葉、根の先端など柔らかい部分を食べる、食べたあと、白い光る粘液質の膜が残るのが特徴になる。食害だけでなく、ウイルス病の伝播や排泄物からの腐敗を生じることがある。
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| マスデバリアの株の間に居るカタツムリ | アップの画像 |
対策と防除方法
① 温室内の棚下や周りをきれいにしてカタツムリの隠れそうな所を無くす。
② 株を良く見てカタツムリを見つけて捕殺する。
③ ビールや油粕の置肥に集まるので集まった所を捕殺する、ビールに集まるが溺れないので飲み逃げされないように必ず捕まえるように。
④ 夏の間、屋外に出して栽培してた鉢はカタツムリの駆除をしてから取り込む。
⑤ 定期的に市販の殺ナメクジ剤を撒く、雨の降った後や潅水の後に撒くと効果的である。
⑥ カタツムリ類が多い場合は温室の周辺や棚下に石灰を散布する。