病気ではないが日の当て方により軽い場合は緑の葉が黄ばんでくる、度が進むと白色に成り、重症になると黒褐色になり組織が柔らかくなる、日焼けだけでは症状が広がることが無いが、日焼けにより株の活性化が無くなり色々な病気を誘発する事があるので注意したほうが良い。
カトレヤ.ワルケリアナの苗 日焼けのため白くなり中心部が褐変し始めてる 左上の部分は上の葉のために日焼けしてない 同じように日に当たっているのに上の葉は焼けていない? | カトレヤ、交配種 かなりの重症、秋になって外部遮光を外したために焼けた 品種や株の状態により焼けやすいものがあるようだ。 |
カトレヤ、交配種、温室の南側に置いてある株、 10月ごろになると日が傾き 日除けの無いところから直接差し込み焼けてしっまた。 | ファレノプシス、交配種 重症、秋の直射光線による |
シクノチェス、温室の南側に置いてある株、 10月ごろになると日が傾き、日除けの無いところから直接差し込み焼けてしっまた。 |
予防方法と対策
@ 品種により明るさの好みが違うので品種にあった遮光をする。
A 春、室内の日のあたらなかった場所から屋外に出すときは徐々に慣らしながら出す。
B 夏の暑い時期に風が無くて葉の表面温度が上がり焼けることが有るので、攪拌扇などで風を送るか遮光を余計にして涼しくする様に。
C 9〜10月にかけて日が傾いてくると思わぬところに直射光線が差し込むので昼間の時間帯に注意する。
D 日焼けだと被害を受けた部分だけで拡がらないが、病気を併発することがあるので、カトレヤなど新葉を焼いてしまった場合は乾かして様子を見る。