調味料について
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まずは調味料を良い物に揃えましょう。良い調味料はミネラルが豊富に含まれていたり、酵素や良い菌が生きているもので、そのまま薬といえます。また、調味料を変えただけで料理の腕がぐんと上がります。これ本当。

・塩―天日塩、自然塩、治病のためには日本の風土で獲れる塩が良いでしょう。
・砂糖―純良な黒砂糖、麦芽糖、国産純良。白砂糖は不可。三温糖でもカラメル色素等で着色してある物もあるので注意すること。
・味噌―国産、無農薬、遺伝子組換えでない大豆で、家で手作りのものが一番良い。又は、原材料が大豆(国産、遺伝子組換えでない)塩(天日塩だとなお良い)の無添加で1年以上樽で醸造したもの。うちは「やまこ味噌」を使っています。(常磐道守谷サービスエリアで売っています)
・醤油―国産、無農薬、遺伝子組換えでない丸大豆、樽で2年以上醸造したもの。原材料、大豆と塩のみのもの。
・酢―梅酢を利用すると良い。塩分が気になるが、2・3年置いた物の方が塩が練れてくる。塩分が多いのでドレッシング等は梅酢とごま油と蜂蜜だけで作ると良い。塩からいのがいやだという人は、昔ながらの製法で原料も無農薬にこだわった酢(富士酢等)を選ぶこと。ただし、炎症体質には酢はあまり良くないらしいので、アトピーのひどい時にはやはり梅酢をお勧めします。
・油―市販のほとんどの油は注油剤(石油系の薬品)を用いて作られている。天然圧搾、玉締め絞りの精製していない油は、体の中にたまった、悪い油をきれいに流してくれます。ごま油、オリーブオイルなどを使います。
干は頭とはらわたをとって、半分にさいて水から弱火でだしをとります。
昆布は水から入れ、極弱火でじっくりとだしをとります。水が温まり小さな気泡がなべの底や昆布につき始めます。昆布の表面を全ておおうぐらい気泡がついたら湯が沸騰する前に昆布を取り出します。この昆布は冷凍にしてとって置いて、7・8枚たまったら昆布の佃煮を作ります。
だしをとった煮干は薄く油をひいたフライパンで軽く炒り、蜂蜜少々、醤油、日本酒を入れ汁気が無くなれば出来上がり。おせち料理の田作りのようなおかずが出来上がり。ですが、うちはネコがだしをとった柔らかい煮干が大好きで,みんな食べてしまうのです。
だしは、昆布、煮干、鰹節だけではなく、椎茸、玉ねぎ、ごぼうなどからも旨味成分が出ます。治病のためには、動物性の物はとらない方が良いので、昆布や野菜でだしをとるようにしましょう。