◆こんな症状で困っている方
●人前で緊張し過ぎてしまう、汗をかいたり手が震える
●気分が落ち込む、不安で落ち着かない、イライラする、怒りっぽいなど気持ちや気分の悩み
●友達ができない、人間関係がうまくいかない
●寝つきが悪い、途中で目がさめる、寝起きが悪い、眠気が強いなど睡眠についての悩み
●電車やバスに乗れない、特定の場所(美容院や歯医者など)に行かれない
●親子関係や子育て、夫婦などの家族についての悩み
●手を洗いすぎてしまう、鍵をかけたか何度も確認し過ぎてしまう
●月経前になるとイライラしたり、気分が落ち込んだりする
●家事や仕事が出来ない
●同じ事を考えすぎてしまう
●人が自分を悪く言っているように感じてしまう
●今まで楽しめていたことが楽しめなくなったり、関心がなくなってしまった
●突然の息苦しさ、動悸があり内科へ受診したけれどどこにも異常がみあたらなかった
上記のような症状はありませんか?心の問題はさまざまな症状が出ることがあります。一人で悩まずにお気軽にご相談下さい。
◆発達障害について
発達障害には自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動症(ADHD)などが含まれます。
一般的には乳幼児から幼少期にかけて特徴的な症状を呈するものを言いますが、小児期に症状が目立たず思春期や成人に至って学校や職場で問題が顕在化することもあります。
最近では仕事をするようになってから、周囲からの指摘やご自身で違和感を覚えて受診される方も多くなってきています。
当院では、生活歴や現病歴などの聞き取りを行った上、医師の判断により心理検査を行います。
(心理検査によっては長時間を要するものもあるため診察当日での診断は難しいことをご了承下さい)
発達障害は生まれ持った特徴ですが、大人(成人期)になってから職場などで何らかの不適応を起こしやすく、うつ病や不安障害などの症状があらわれている場合にはその症状に合わせた治療薬を処方します。
また、注意欠陥多動性症(ADHD)には治療薬があります。
当院では下記のようなお悩みの方の診察を行っております。
■広汎性発達障害(自閉症スペクトラム・アスペルガ―症候群等)
<3つの特徴>
・社会性の難しさ(人との社会的な相互関係を築くのが苦手)
・コミュニケーションの難しさ(他者とのことばのやり取りの難しさ)
・興味・関心の狭さ、偏り(イマジネーションの難しさ・こだわりの強さ)
■注意欠陥・多動障害(ADHD)
<3つの特徴>
・忘れっぽく集中できない(不注意)*忘れ物や失くしものが多い*注意の持続ができないなど
・じっとしていられない(多動性)*手足をそわそわ動かす*しゃべり続けてしまうなど
・考える前に行動してしまう(衝動性)*順番を待つ、我慢することが苦手など
<お願い>
・なるべくご本人の幼少期の様子がわかる資料の持参をお願いします。
・他の医療機関にかかっている場合は、紹介状及びお薬の内容がわかるものをお持ちください
◆ものわすれについて
<ものわすれとは>
ものわすれ(記憶障害)には認知症によるもの、うつ病などの精神的心理的なもの、身体的疾患によるもの、正常範囲の加齢現象などがあります。
初期段階の記憶障害を発見し、早期治療に取り組めることを目的にしています。
現在では記憶障害の進行を遅らせる薬もあります。
※診断・治療以外にも介護保険やケアに関しての相談などもできます。
<外来の流れの例>
・当院に電話して予約する
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・当院受診。相談員の面接、精神科医師の面接
医師の指示により心理検査施行
(心理検査を別な日に設定する場合もあります)
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・連携医療機関にて脳の検査施行
(通院中の病院等ある方には予約前に依頼することもあります)
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・診察や検査の結果から診断。本人と家族に説明
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・必要な場合は治療やケアなどを開始
(専門の医療機関に紹介する場合もあります)
<お願い>
・ご本人の様子がわかるご家族の同伴をお願いします。
・他の医療機関にかかっている場合は紹介状及びお薬の内容がわかるものをお持ちください