ギンガメアジ
Caranx sexfasciatus Quoy and Gaimard
2006年7月1日、高知県大月町柏島で採集。
分布:南日本、インド・太平洋。
ギンガメアジは「ヒラアジ」と呼ばれるものの一種です。幼魚のうちは体に数本の黒色横帯が出現することがあり、カスミアジと見分けられます。この魚は沿岸域のほか、河口域にも出現します。成魚はサンゴ礁のリーフなどで大きな群れを作ります。肉食でルアーを良く追い、釣り魚としても人気があり、釣り人からは「メッキ」、または「エバ」と呼ばれています。
採集のポイント:防波堤からのサビキ釣りで採集することができます。しかしなかなか飼育にむくサイズのものは釣れません。シーズン初めに狙うと良いサイズのものが見られるでしょう。釣り上げたらなるべく魚体が人の手に触れないように慎重かつ素早く針をはずし、綺麗な水を張ったバケツに活かしておく必要があります。輸送中はエアレーションが必須です。
飼育のポイント:飼育はなるべく大きな水槽が必要です。最低でも90cm水槽がほしいものです。
関連項目:カスミアジ