そこで、この2通りの修理について、当社では、下記方法にて修理を推進しています。
1-1. QFP等の一般の電子デバイスについては、外観検査の実施にてコンタクト不良を発見します
1-2. BGA,LGA等、基板のコンタクト部が隠れて見えない部分については外観検査での不良発見が
不可の為、下図の様なX線にてコンタクト部の様子を観察します
BGAの付いた基板 | BGAのX線写真 |
高価なデバイスを再生する方法について、下記方法にて実施していきます
1. 一般のQFP等について、基板とのコンタクト不良がある場合は、半田ゴテにて、その部分の修正を実施します。
2. BGA,LGA等については、オープンの場合は基板を再度加熱し、コンタクトの不良を解消します。
3. BGA.LGA等のピン間ショートの場合については下図の様なリワーク装置を使用して修理を実施します。
この装置の特長は基板全体を過熱させながら、BGA,LGAを取り外し〜取り付けまで行い、
基板のパターンを傷める事無く、作業を完了させます。